京王閣のガールズケイリンの決勝戦は最終日の23日、第10Rで争われ、小林莉子(21)=東京・102期=が中団から追い込み、通算10度目(ガールズGPは除く)の優勝を飾った。次走は11月11日からの小倉(FII)に出場する予定。 レースは田中まい-小林-戸田みよ子-加瀬加奈子-三輪梓乃-杉沢毛伊子-奥井迪の並びで周回。赤板過ぎに奥井が上昇を開始すると、加瀬も4番手から動いて打鐘で田中を叩く。すかさず奥井が巻き返すと、加瀬が突っ張り両者で壮絶な先行争い。その後ろに田中-小林が続く。先行争いは最終4角まで続き最後は奥井が踏み勝つも、小林が最終4角から踏み上げV。奥井が2着で、直線伸びた戸田が3着に入る。 ◆小林選手「久々に優勝できてうれしいです。スタートを取れなかったので焦ったけど、でも展開が向きました。練習でも使ったことがなかった3・67のギアで戦ったのですが、結果的にギアを上げたのもよかった