市立福知山市民病院(京都府福知山市、354床)は、同病院の大江分院で患者366人分の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失した事案が発生したことを明らかにした。同病院は「私物のUSBメモリを使用して院外に持ち出し、紛失した」と説明しているため、今後の調査で同市の個人情報保護条例に違反していたことが判明した場合、持ち出した医師が処罰される可能性が出てきた。【新井哉】 同病院によると、紛失したUSBメモリには患者氏名や生年月日といった情報は含まれていないが、患者ID、イニシャル、性別、年齢、病名、検査結果などのデータが含まれているという。 同病院は、「院外においてこの情報を閲覧した...