川崎市は30日、路線バスの男性運転手(61)が車いす利用者の乗車を拒否していたと明らかにした。国土交通省関東運輸局は同日、道路運送法違反で同市交通局塩浜営業所を、車両停止30日の処分とした。 川崎市交通局によると、この車いす利用者は足が不自由な50代の男性。2021年11月20日午前6時46分、同市川崎区の四谷上町停留所から路線バスに乗ろうとしたが、座席を折りたたんで車いすを固定するスペースにほかの利用者が…
埼玉県所沢市の藤本正人市長(60)は30日、昨年8月に開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体のイベントに出席し、あいさつをしたと明らかにした。「旧統一教会系の団体と知っていた」といい、自身の選挙での応援は「一切ない」とした。市の定例会見で質問に答えた。 イベントは旧統一教会の関連団体が主催した「ピースロード2021」。所沢市境に近い多摩湖畔で開かれたサイクリングの出発式で「平和を願って頑張ってください」との趣旨であいさつしたという。参加者は40人ほどで、その場には地元選出ではない自民党県議もいたという。 「イベントには信者の知人から誘われ、その後、招待された」といい、旧統一教会に対する認識は「昔は問題があったが、その後は(霊感商法などの)情報が出なくなったので改善していると思っていた。反省はそんなにしていません」と述べた。今後の関わりについては「私の性格上、もう行かないとは言
グーグルのAI「LaMDA」に“意識”はあったのか? AIに対して忘れてはいけない事実 コンピュータの進化により、まるで「生き物」のような会話をするAIも誕生している。マイクロソフトやグーグルのAIも話題になったが、忘れてはいけない事実もある。それは……。 「不気味」と言われてきたAIの開発現場 過去を振り返ると、これまでもAIの開発現場からは「不気味」とも言えるような話があり、そのたびに議論を生んできた。 例えば、2016年にマイクロソフトが発表した会話ボット「Tay(テイ)」だ。19歳の女性という設定のテイは、Twitterなどでほかのユーザーらとやり取りができるように公開された。しかし、16時間後にはユダヤ人を批判するような人種差別の発言を行い、公開停止に。AIが暴走した話は、大きなニュースとなった。 また同年、香港企業が開発した人型のAIボットの「ソフィア」も意識を持つロボットとし
子どものインターネットやゲームの依存対策として利用時間の目安などを定めた香川県の条例は「憲法違反だ」として、高松市出身の大学生と母親が県に損害賠償を求めた裁判で、高松地裁は30日、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。 この裁判は、香川県議会が制定し、2020年4月に全国で初めて施行された香川県ネット・ゲーム依存症対策条例を巡るものです。 18歳未満の子どものゲームの利用は平日60分、休日90分まで、スマートフォン等の使用は午後9時または10時までを目安として家庭でルールを作り、保護者に守らせる努力義務を課しています。罰則はありません。 2020年9月、当時、高松市の高校3年生だった渉さん(19・名字非公表)と母親が「条例は憲法違反」だとして、県に合わせて160万円の損害賠償を求め提訴。 裁判で原告側は、ネット・ゲーム依存症の定義や時間制限を設けることの「科学的根拠」が不明確であること、
政府は26日の閣議で、安倍晋三元首相の国葬に、国費約2億5000万円を支出することを決定した。ただ、省庁に弔旗掲揚や黙禱(もくとう)を求める閣議了解は見送り、国民に対しても弔意の表明を要望しないという。それならなぜ、多額の税金をつぎ込む国葬とするのか。位置付けにいっそう疑問が湧く。国民の批判を回避しようとする弥縫策(びほうさく)が、矛盾を拡大していないか。(特別報道部・岸本拓也、中沢佳子)
2022年8月27日、中国メディアの観察者網は、イタリアの著名ファッションブランド・グッチ(GUCCI)が日本のブランド商標に対して起こしていた商標異議申し立てについて、日本の特許庁が訴えを退ける裁定を下したと報じた。 記事は、日本の黒川暢朗氏が昨年5月に日本で商標登録を受けた「CUGGL」(キューグル)の商標について、グッチが昨年7月に「CUGGLの文字の下半分をペイントで塗りつぶしたTシャツのデザインが、消費者にGUCCIと誤認させる」という理由で特許庁に商標異議申し立てを行ったと紹介。しかし、特許庁は今年7月12日に「CUGGLとGUCCIではつづりが明らかに異なるため、外観上相紛れる恐れはない。また、両者の構成音と音数が明らかに異なるため、称呼上相紛れる恐れはない。GUCCIは世界的に著名な商標であるのに対し、CUGGLは日本において特定の事物または意味合いを表すものとして認識され
新型コロナウイルスに感染し、コロナ対策や自身の旧統一教会を巡る報道などについてオンラインで取材対応をする岸田文雄首相=首相官邸で2022年8月24日午後1時56分、竹内幹撮影 切羽詰まると「女性活躍」や「女性登用」が吹き飛ぶ。これが私の持論だ。岸田文雄首相が8月10日に踏み切った内閣改造で、閣僚19人中女性はたったの2人。昨年の政権発足時も3人と少なく、その後閣僚枠が減って1人が辞めて2人になっていた。 「多様性の尊重」を掲げた岸田首相。ところが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題で支持率が低下し、切羽詰まった。最大派閥の安倍派と党内バランスに配慮し、「女性登用」どころではなくなった。 参院選直後の7月13日、世界経済フォーラムが2022年版「男女格差(ジェンダーギャップ)報告」を発表した。日本は146カ国中116位、政治分野では女性議員・閣僚が少なく139位だった。そのなかでの内閣改
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