〇月刊誌『地平』で後輩のジャーナリスト小林美希さんが連載する「ルポ・イバラキ」は、地元で話題沸騰中。今月号は、「生徒の生命を脅かす”教育改革”」。 【「自殺未遂をした生徒は、10人、20人ではすまない。その人数を大きく超える生徒たちが、この何年かのうちに命を絶とうとしたのです。東大や京大、東北大、筑波大を始めとする国立難関大学の合格を強いられるプレッシャーから、生徒が悩み、苦しんでいるのです」 茨城県でトップクラスの県立進学高校の関係者が、深刻な面持ちで語った】 と衝撃的なことが書かれている。 【その進学校では、校長が代わってからというもの「東大、京大、医学部」の合格者増に躍起だ。伝統的に自由な校風が重んじられてきたが、近年になって一変。教員が冗談を交えながら進める授業は禁じられ、受験対策になる授業内容にするよう指示されるようになった】 【筆者の母校であり、大井川知事や飯塚副知事の母校であ
