Twitter Japanが2月10日、情報・メディアリテラシーについて、若手経営者らでつくる組織「日本青年会議所(JC)」とパートナーシップ協定を結んだと発表したことが、波紋を呼んでいる。 JCが開設し、Twitter Japanがフォローを呼びかけたアカウント「情報を見極めよう!」は中立性に疑いのある投稿のリツイートなどが相次いでいたため、批判が殺到したのだ。 同社は、JCについて「政治団体ではない」としているが、出身政治家も多く、保守色のある運動も実施している。そうした団体が「メディアリテラシー」を説くことの危うさはどこにあるのか。専門家に取材した。 まず、経緯を振り返る パートナーシップ協定は2月10日、Twitter Japanの公式アカウント「Twitter 政治」で発表された。 「多量の情報群を正確に読み解く力」「情報の真偽を見抜く力」「情報をスムーズに検索し、正しく活用する