イタリアの豪華客船座礁事故で、過失致死や船舶放棄などの疑いで拘束されたフランチェスコ・スケッティーノ船長(52)が、下船直後に80歳の母親へ電話し、「乗客を救うため頑張った」などと話していたことが分かった。AP通信がANSA通信の報道として伝えた。 それによると、船長は下船後、午前5時に母親へ電話し、「ママ、悲劇が起きた。だけど落ち着いて。僕は乗客を救うため頑張った。少しの間、ママには電話できないだろう」と話したという。 船長はイタリア南部ナポリ地域の町メタ・ディ・ソレントの出身。町はイタリアのフェリーやクルーズ船の船長が多く出ている土地という。船長の兄弟も船員であり、船長は彼とも船で何が起きたかについて話したがっていたという。乗客より先に避難の船長に帰船促す イタリア豪華客船座礁で沿岸警備隊
「お化けや幽霊が見える」という感覚が、東日本大震災の被災者を悩ませている。震災で多くの死に直面した被災者にとって、幽霊の出現は「心の傷の表れ」(被災地の住職)という見方もある。だが、行政に対応できる部署はなく、親族にも相談しづらい。心の傷を癒やすよりどころになろうと、宗教界は教派を超えて取り組んでいる。(荒船清太) 1月初旬、仙台市の仮設住宅に住む70代の夫婦が市内の浄土宗寺院、愚鈍院をお参りに訪れた。いつも通りあいさつを交わした中村瑞貴住職に、夫が「実は…」と口を開いた。始まったのは「お化け」に関する相談だった。 「仮設住宅に何かがいる。敷地で何かあったんじゃないかと思う」という夫に、中村住職は「供養しましょうか」と応じた。仮設住宅でお経を唱え、供養を終えると、「誰にも相談できなかったんです」。夫はホッとした表情でそう打ち明けたという。 「水たまりに目玉がたくさん見えた」「海を人が歩いて
知床半島への流氷接岸から一夜明けた18日、斜里町のウトロ地区には朝から観光客らが訪れ、道路沿いから沖合の流氷に向かってしきりにシャッターを切っていた。特にウトロの温泉街と流氷を一望出来るプユニ岬は人気スポット。キタキツネも姿を見せ、愛嬌(あいきょう)を振りまいていた。
18日午後5時20分ごろ、菰野町菰野の鎌が岳(1161メートル)で、1人で登山中だった名古屋市守山区の男性会社員(39)の父親(67)から「道に迷った、と息子が連絡してきた」と110番があった。四日市西署が翌朝からの捜索を予定していたところ、19日未明に男性が下山。「偶然山中で出会った2人の案内で下山でき、気がつくと名前も告げずに去っていた」と話しているという。 同署への男性の説明では、山中で午後9時ごろ、遠くにヘッドランプの明かりを発見。大声で助けを求めると、40代くらいの男性2人が気付き、道案内役になってくれた。午前0時50分ごろ、御在所ロープウエイ湯の山温泉駅まで下山。直後、2人の姿が見えなくなったという。 男性は歩いてついていくのに必死で、会話はほとんど出来なかったという。同署では「御在所岳で夜の登山客は通常考えにくいが、無事下山できて何より」と話している。
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