午前中、管理組合理事会。築14年を過ぎ、いろいろなものが交換時期に入っていて、議案にはそうしたことが山守り。管理組合運営のバランス取りが大変な時期に入っているなぁ、と議論を聞いて思いました。新役員のうち半数が前年度からの留任となったことが、管理組合史上画期的なこと。継続性が何よりで、新役員になられた方にお礼申し上げたいです。 午後、泉岳寺に隣接するマンション建設問題に端を発した、「シンポジウム社寺仏閣と地域の景観」を聞きに、泉岳寺会館まで出かけました。 泉岳寺は、山手線新駅と、その隣の駅品川がリニアターミナルとなることなどから、まさに不動産バブルが活況を呈して、開発に乗り遅れるな、と様々な不動産業者が乱開発に手を伸ばしています。 そのなかで、四十七士がまつられる泉岳寺の真横に、高いマンションが建設されることになり、マスコミ等でも話題になっています。日本人の多くが関心をもつこの場所に、カネに
映画「選挙」「精神」の監督、相田さんのtwitterから詳細の内容を知りましたが、大阪維新の会の議員たちが、橋下市政の教育改革のための条例として、5月の市議会に提出する「家庭教育支援条例案」。問題になっている保育士体験の義務化だけではなく、発達障がいは親に原因があると位置づけることが盛り込まれていることが、自由法曹団の弁護士によって明らかにされています。 家庭教育支援条例 (案)平成24年5月 「大阪維新の会」 大阪市会議員団(自由法曹団資料) 深刻な虐待などを除き、ほとんどの発達障がいは、親の育児に原因があるわけがありません。私の周囲でもその保護者たちは、全身全霊で子どもを支え、ダメ親になることなど許されない状況のなかで、本人たちはそんなつもりはないと思いますが、模範的な保護者として生き方をしています。それでも、障がい者の保護者はいまだに偏見のまなざしや肩身の狭い思いをして生活している人
原発事故に関する放射能飛散の問題に関して盛んにインターネットで「発信」している人が近未来小説として書いた文章らしいのだが、これはないだろう。 #mirai311 最近、外歩いてると、障害者の人を探してる自分がいるのに気づいたのよ。だって、このままだと、東京中、奇形とかカタワだらけになっちゃうのよ。そういう世の中でも耐えていけるかなあって。で、想像をリアルにするために、探しちゃうのよ、そういう人。#twinovel 7月4日 放射能の影響を過小評価するな、という気持ちはわかるが、そのために人を脅かすために、話を恐い物見たさの世界に引きずり込むことはどうかと思っている。 ●環境派の主張に理解できても、好きになれないのは、こういうことを平気で言うところがあるからだ。あんまり詳しく言いたくないが、こういうことだ。 ●放射能の問題に取り組んでいる人たちの考え方にいくつかおかしいと思うところがある。
新自由主義を徹底せよという主張にしか見えないみんなの党に川田龍平氏が入党し、さらに地方選挙、次の参院選で小泉構造改革を批判してきた市民派無所属の人たちがみんなの党から立候補している。兵庫ではみんなの党の候補者の人間関係から、新社会党に関係も深い市民派の人たちも、みんなの党を応援するようなことにもなるようだ。 理解しようと思えばできるが、筋論としてどうなのかと思う。 みんなの党の新自由主義的なところと、批判してきた小泉構造改革的なものと、何が違っているのかきちんと説明なしに選挙をすることは、民主主義の質を下げるのではないかと思う。 民主党もそういうところを逃げて、ムードづくりだけで乗り切って、今日のような混乱状況が起きているのだと思う。二大政党に対抗する第三勢力論では、自民党に対抗する第二勢力、民主党と何も変わらない。きちんと理念や思想の方向性は統一して明示して選挙をしないと、第三勢力は民主
きょうの「EU労働法政策雑記帳」に、労働教育と、労働者個人の幸福についての意見の分かれについて書かれていて、とても興味深い。 ブログ主の濱口さんは、金子良次事さんの労働教育に対する批判的意見に対して「何にでもなれるはずだという幼児的全能感を膨らませておいて、いざそこを出たら、「お前は何にも出来ない無能者だ」という世間の現実に直面させるという残酷さについては、いささか再検討の余地があるだろうとは思っています」と、今の職業教育不在の状況を批判している。 その意見の違いを見て、いろいろ葛藤した14~5歳のときのことの人生選択を思い出してしまった。 私は、中学生後半ぐらいから、祖父に商業簿記の修得を求められ、商業高校に行きたかったが、保守的な両親も、両親以外に頼っていた周囲のリベラルな大人たちも、なぜかこのときは共闘して阻止され、説得された記憶がある。 自分の中では、能力なんて大したものではないの
家族の友人が、都内のK市の市立保育園に子どもを預けている。毎日下着から靴まで5着フルセットで用意させる保育園であることを以前ご紹介した。あす、防災の日だということで、15時30分に迎えに来なさいと言われているらしい。 聞いていてため息が出てしまった。 実際、地震が起きたら、少なくとも公共交通は止まり、23区内通勤者はお迎えになんかいけない。実際には火事が起きたり、橋が落ちたりして、その日のうちにはお迎えに現れない保護者も出てくる。しかしこうした保育をやっている人たちにそういう事態にたちいたることは想定されていないのではないかと思う。 大規模災害が起きた場合に保育所が行うことは、園内の安全確保とともに、保護者の帰着までの子どもの安全保護にあるのではないか。そうしたことが想定されず、とにかく通常の時間より早く保護者を迎えに来させるだけの訓練なんて何の意味があるのかわからない。 避難訓練を口実に
近隣のまちに住むブログ友だちが公立保育園にひどいめにあわされたようだ。 「共同合宿所 腹の立つことばかり」 こんな公立保育園があるから、民営化した方がサービスが良くなるなどと言われてしまうのだ。 共同合宿所の筆者は、保育園の送迎ボランティアをつなぎながら、育児と仕事を両立しているが、そのボランティアが何かの手違いで送迎できなくなってしまい、また他の親がお迎えの時間に遅れたことを捕まえて、ボランティアグループや保護者に厳しい文書が送られてきたというのだ。なかには延長保育を認められていない保護者が8:30より早く保育園に到着しても、「門の外で待っていてください」などと世間常識にはまったくかなわないバカなことが書いてあるという。19時まであいている保育園で、18:45には子どもに帰り支度させて、真っ暗な保育所の玄関の外側で座り込ませて親を待たせる保育園もあると聞く。 くだらないことに力を注ぐもの
公明党の不振が伝えられる。投票率が上がれば仕方がないことだと思う。もともと国民の5%~8%しか存在せず、熱烈に支持する人以外は拒絶反応が強い公明党が、第3勢力になっていられるのも、投票率が低いからである。 話を戻し、公明党の不振は、投票率の上昇が大きいと思うが、もう1つ、連立与党で強引に通してしまった個人情報保護法にあるのではないかと思う。 日本の選挙は、選挙カーをまわして電話をかけて、得票数に遙かに及ばない程度の数の選挙運動用はがきを出すことしか不特定多数にはできない(あとは団体や有力者が開く座談会みたいなものに顔を出す程度)。 タレント候補や、局地的にタレント並の人気のある政治家でもない限り、選挙カーをうまくまわしていくことか、電話を何本かけたか、ということしか票は生まれてこない。 特に公明党は、友だちへの電話かけを熱烈な支持者に要求する。本数をノルマにする。となると、手もとにある名簿
ついつい日本のこれから「地方衰退」後半に突入。 コンパクトシティーと郊外型スーパーの開店規制についての話に移っていったが、これを効率化として批判していて論点がずれている。コンパクトシティーは、昔ながらの地方のあり方で、昔の日本は農村まで含めて集中して暮らしてきた。なぜなら、農業には共同作業が必要で、かつ農村共同体を維持していくためには、顔の見える距離で人が住まなくてはならないからだ(その最も効率的な姿を示すのが、江戸時代に開発された埼玉県三芳町・所沢市に残る三富新田である)。 番組の中の参加者は、コンパクトシティーに対して、強制移住だ、郊外住民の切り捨てだ、という批判が多かった。三宅アナがアウトドア派なのか、そういう煽り方をしていたなぁ。しかし、地方都市や農村のスプロール化は、東京の郊外居住をまねしてクルマの便利さにものを言わせて進んできたことである。そして消費活動を東京資本に売り渡し、自
熊本赤ちゃんポストに3歳の子が入っていたというニュースについて。 このポストを黙認したはずの厚生労働省をはじめ、世間は、育児放棄という言われ方をするが、それでいいのだろうか。 あるいは、このポスト不要論が強まると思うが、それでいいのだろうか。 第1に不審なのは、このニュース、いったい誰が流しているのか、ということだ。これについて新聞やテレビは全く明らかにしていないが、知りうるのは、第1発見をする病院関係者か、通報を受ける警察か児童相談所である。児童相談所はこうした情報の漏洩に非常に神経質な役所であるし、マスコミとの交際もほとんどない。病院も深刻な内部対立でもなければ情報を漏らすことは自殺行為であり、考えにくい。県警察が保護責任者遺棄罪の立件を検討しているというからあやしい。 余談だが、この問題についてインタビューを受けた安倍晋三は適切だった。「私は正確な情報を入手できる立場にないので、何も
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