アイスランド沖を航行する捕鯨船。海洋保護団体団体シー・シェパード提供(2018年7月7日撮影、同月13日提供)。(c)AFP PHOTO / SEA SHEPHERD / ROBERT READ 【4月25日 AFP】アイスランドの捕鯨会社2社が、今夏のクジラ漁を中止することが分かった。うち1社はAFPに対して24日、恒久的に捕鯨を実施しないと明かした。 アイスランドでのクジラ漁は夏季の数か月間に限定されるため、同国沖では2年連続でクジラが一頭も捕獲されないことになる。 ミンククジラ漁を専門とする捕鯨会社「IP-Utgerd」のグンナル・ヨンソン(Gunnar Jonsson)社長はAFPに対し、アイスランド海域での捕鯨はもはや収益的に続けられないと説明。「二度とクジラ漁に出ることはない。恒久的にやめることにした」と述べた。 同社長によると、沿岸の漁業禁止区域が拡大されたことで、捕鯨船が沿