「FTTH技術は日本の牙城のようだが,それでは誰が世界に売り込んでいるのか」,「官庁系の研究会では,AV機器メーカーが国際化の手本のように言われていたが,全然そんなことはないのではないか」,「メーカーの数が多すぎる。開発リソースが,多くの会社に分散していることが最大の課題だ」,「結局はマネジメントの問題。“総合”をうたう企業のトップに,個別事業の判断ができるわけがない」,「監督官庁は競争条件の整備だけに注目すべき」「“適正価格”と軽々しく言うものではない。適正価格は,市場が決めるものである」・・・。 2009年4月10日に設立発表会があった“超ガラパゴス研究会”(正式名称は,IT国際競争力研究会)は,初回の会合から熱い議論が繰り広げられた。2人の委員が提示した「通信業界の進化」と「電機産業の本質的課題」という2テーマだけで当初の予定時間を大幅に超過し,残る1委員の発表が次回に延期になったほ
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