Facebookの研究チームは、インターネット上にあるラベル付けされていないランダムな画像グループから学習できる、新たな人工知能(AI)モデルを発表した。この画期的な成果は、まだ初期の段階とはいえ、コンピュータービジョンに「革命」をもたらすことになるとチームは期待している。 「SEER(SElf-supERvised:自己教師あり)」と名付けられたこのモデルには、一般に公開されているInstagramの画像10億枚が与えられた。これらの画像は、それまで人手でキュレーション(整理)されたことがないものだ。しかし、一般にアルゴリズムの学習に使われるラベルや注釈がなくても、SEERは自律的にデータセットの内容を調べ、その過程で学習し、最終的にオブジェクト検出などのタスクでトップレベルの正確性を実現した。 自己教師あり学習という相応しい名前が付けられたこの手法は、AIの分野ではすでに確立されており
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