厚生労働省は5日、関西空港に午後3時9分に到着した米国サンフランシスコ発の便で帰国した日本人少女が、簡易検査でA型インフルエンザの陽性と判定されたと発表した。新型の豚インフルエンザの可能性もあるため、関西空港検疫所と国立感染症研究所で詳しい検査をする。 厚労省によると、京都市の10歳未満の少女で、ラスベガスとロサンゼルスに滞在していた。4日時点で発熱、鼻水、せき、関節痛などの症状があり、体温は38度。航空機には320人の乗客が乗っており、うち少女の近くにいた15人に空港島内の施設に待機してもらっている。