「まだApolloのようなプラットフォームを適切に表す言葉がない」――、ソフトウェア開発者向けセミナーの「Developers Summit 2007」で、「“Web2.0 on Desktop”が開発者にもたらすもの」と題したセミナーを行ったアドビジステムズの上条晃宏氏は、同社が開発中のプラットフォーム「Apollo」について、そう説明を始めた。 Apolloは、アドビが開発中のまったく新しいアプリケーションプラットフォームだ。「Webブラウザ内で実現するのは難しい、でもWebアプリとして作りたい」といったニーズに応え、Webアプリケーションとデスクトップアプリケーションの間を埋める。ローカルにインストールした実行ファイルやライブラリ上でApolloのアプリケーションを動かすという点ではFlashに似ている。クロスプラットフォームで稼働する点でもFlash同様だ。 Apolloの最大の特