プロフォトグラファーで、iPhoneographerとしてさまざまなメディアで活躍する三井公一さんが、4週に渡り、iPhoneで写真を撮るコツを教えてくれます。 第3回目は、土地の特徴である高低差を使った写真のアイデアです。 高低差のある土地は素晴らしい情景に出会うケースが多い。 起伏が陰影とドラマを生み出すからだ。高山から見下ろす大平原や、深い谷に差し込む光などどれも印象的だ。 見知らぬ土地ではまず高い場所に昇って周囲を見渡し、辺り一帯のイメージを掴むと撮影に有効である。丘の頂上は燦々と太陽の光が降り注ぎ、谷間の日影部分にはちょっと前に降った雪が残っていることもある。起伏は光のドラマを増長するのだ。 都会では高層ビルの展望台に、郊外では裏山に登ろう。ちょっとした坂道でもいい。こういった起伏は街の成り立ちなど、人々が住む場所の歴史や伝統にも重要な影響を与えていることが多い。 また街の名前や
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