今月、大阪 豊中市の住宅街で、50歳の男性の会社員が腰に刃物が刺さった状態で見つかり、警察が捜査した結果、自分で刺したうえ、うその被害を申告していたことがわかりました。 今月20日の未明、大阪 豊中市岡町南の住宅街の路上で、50歳の男性の会社員が腰に刃物が刺さった状態で見つかり、警察は、「後ろから突然刺された」とみずから通報していたことから、殺人未遂事件として捜査していました。 しかし、現場周辺の防犯カメラに不審な人物が写っていなかったことから、警察が、26日に改めて事情を聞いたところ、自分で刺したうえ、うその説明をしていたことを認めたということです。 調べに対し、「仕事から逃れるためにやった。自殺と思われないようにナイフを壁に当てて後ろから刺した」と話しているということで、警察は、うその被害を申告したとして詳しく事情を聴くことにしています。