仕事でも日常生活でも、人工知能(AI)と共生しなければならなくなるこれからの世界。どんな時代になっても人間にしか生み出せない価値とは何か。前編に続き、経営共創基盤(IGPI)取締役マネージングディレクターの塩野誠さんが、AI社会の近未来像とそこでの生き方、働き方を語ります。 ※前編はこちら AIなしでこの社会は維持できない よく「AIが人間の仕事を奪う」などという報道がありますが、日本の人口はどんどん減っていきますから、その分、AIに働いてもらわなければならないんです。人間の仕事を結構奪ってもらわないと、逆に人間が困る(笑)。 人口が減少すれば、その分の労働力の担い手として、外国から労働者を大量に受け入れるか、AIを搭載したロボットを導入するしか現実的な選択肢はありません。外国の労働者の受け入れに反対する人が多いのであれば、あとはロボットしかない。 実際、地方の過疎化は、都市部の人々が考え
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