酒に謎あり 2009-01-02-4 [BookReview] 「もやしもん」と言えば小泉武夫先生ですが、 その小泉先生によるお酒の話。 ■小泉武夫 / 酒に謎あり 酒にまつわる、歴史、素材、醸造、道具、文化などを エッセイの形で分かりやすく紹介! 楽しいです! 過去の文献に載っている酒を 自分の研究室・教室でつくってみたという話はアカデミックで良いですね。 やはり、読むだけじゃなく実践、ということで。 例えば、口噛みの酒。 ご飯などを口でくちゃくちゃかんで、 唾液とともにペッ吐き出しためておくとお酒になるというもの。 古文書では噛み手は女性ということで、 女子学生たちがせっせと噛んで作ってみたところ、 10日でアルコール度数9パーセントの酒ができたとのこと。 女子学生のレポートより: ■感想 「口噛み」作業は大変である。 3分間、噛み続けるのも、何か本を読みながらなど、 気を紛らわしなが