4年前、千葉県君津市の山林に足が不自由な当時60歳の姉を置き去りにしたとして、63歳の弟が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。姉はその後遺体で発見され、調べに対して、弟は「東日本大震災で自宅が全壊し、姉の面倒が煩わしくなった」と供述しているということです。 警察の調べによりますと、黒川容疑者は、平成23年4月、君津市黄和田畑の山林に、足が不自由な姉の幸子さん(当時60)を置き去りにしたとして、保護責任者遺棄の疑いが持たれています。 黒川容疑者は先月、盗みの疑いで逮捕され、調べの中で「東日本大震災で家が全壊し、1か月後、姉を山林に置き去りにした。もう死んでいるかもしれない」と供述したということです。警察が調べたところ、置き去りにしたとされる場所の近くの川で、当時、身元不明の女性の遺体が見つかっていて、姉の幸子さんと確認されたということです。死因は水死で、置き去りにされたあと、まもなくして死