ベンチの支柱のふたを外すと、かまどに変身する=新宿区の富久さくら公園マンホールを開けると下水に直結した便器があらわれる=東京都新宿区の富久さくら公園 ベンチが炊き出し用のかまどに、マンホールが仮設トイレに――。一見何の変哲もない公園が、ひとたび災害が発生すると救援拠点に姿を変える。そんな公園が都市部を中心に増えてきた。小さな公園でも助成を受けられるようになり、関連設備の売り上げも伸びている。 この春、東京都新宿区の公務員宿舎跡地に、約70メートル四方の「富久(とみひさ)さくら公園」が開園した。近くの住民約30人の声をくんで設計。震災があったときの一時避難場所を想定している。 公園のベンチは、腰掛ける部分の木製の板を外すと二つの金属製の支柱がそのまま2基のかまどになる。9月の防災訓練ではここで200人分のコメを炊いた。同区富久町中町会の遊佐和男さん(81)は「木造家屋が多い地域だか
プレス成形といえば,金型は絶対に必要なもの,そんなことはものづくりの常識中の常識。だと思っていたら大間違い。なんと,金型を使わないでプレス成形をしている会社があったのだ。 金型が要らないから,正確にいえばプレス成形ではない。いやいや,金属の板を望む形状に延ばして成形し,結果はプレスと同じになるのだからプレス成形といえなくもないが,どう呼んだらいいのだろう。えいっ,そんなことはどうでもいい。とにかく金型を使わないで3次元形状を成形するのだから,すごい。そうだ,すごい成形方法といえばいい。 筆者はそう叫んだのだが,開発した会社が付けた呼び名は「ダイレスNCフォーミング」。確かにダイ(型)レスだし,NC制御だし,成形加工だ。でも,そうアッサリと呼んでしまってはもったいないくらいに感動する成形方法である。金属の板が固定され,先の丸い工具がほとんど音もなく板に接しながら動くとそこが盛り上がってくるの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く