米Qualcomm Inc.は,無線LANチップの大手メーカーである米Atheros Communications,Inc.を買収する。買収総額は約31億米ドル規模になる。Qualcomm社はAtheros社を買収することで,携帯機器向け無線LANチップの技術を獲得する。今後,Qualcomm社の携帯電話機向けチップセットに,無線LAN技術を組み合わせた製品群が登場するとみられる。 Qualcomm社は,Atheros社の1株当たり45米ドルを現金で支払うとする。買収手続きは2011年前半に終了する見込み。 Qualcomm社はこれまでにも,無線LANチップ・メーカーのAirgo Networks, Inc.を買収するなど,無線LAN関連資産の獲得に積極的に取り組んでいた(Tech-On!の関連記事)。
村田製作所は,WirelessHD(WiHD)に準拠した無線送受信モジュールの第2世代品として「WHDM-T005/R006」を開発したと発表した(ニュース・リリース)。WiHD1.0に準拠し,HD対応のAV機器間でHDのAVコンテンツの非圧縮無線伝送を可能にする。現在,PCなどの実装に適したDisplay Mini Card(DMC)を採用したスプリット・タイプのモジュールの開発を進めているという。 同社はWiHDの無線送受信モジュールの開発を積極的に進めてきた(Tech-On!関連記事1,同2)。正式なニュース・リリースは出ていないが,1年ほど前に同モジュールの第1世代品の量産を開始し,市場で販売されている電子機器に搭載されているという。 今回,モジュールに搭載するICを米SiBEAM,Inc.が開発した第2世代のWiHD用チップセットの「SB9200シリーズ」に変更するなどして,WH
今日は和英辞典を活用した「ひらめき」法の実践版を紹介します。これが身につけば、留学を乗り切れるほどの力が付きます。この方法は、英語の成績が最下位で留学したぼくが、そこそこの力をつける原動力になりました。 ぼくがビジネススクールを乗り切れたワケ ぼくが大学院に留学した際、一緒に入った日本人15人の中で最も英語が不得意でした。ぼくだけが、かなりたどたどしかったのです。「日本人で最低ということは、ぼくの英語力はコロンビア大学MBAコースで最低ということだろう」と思いました。 しかし、そう思っているのと、それが事実だと目の前に突きつけられるのとでは、ショックの度合いが違います。ぼくはこれまで学校でビリだったことはなかったからです。 入学後仲良くなった大学院事務局の人が、ぼくを含めた留学生数人の学生の前でこう言ったのです。 「うちの学校は度量が大きいんだ。将来性があると思ったら、英語が少しくらい下手
エレクトロニクス業界にとって積年の大テーマである「インターネットとテレビの融合」。この実現に向けた動きが米欧を中心に広がっている(関連の動向をまとめた『日経エレクトロニクス』の12月13日号特集「テレビ 最後の挑戦」はこちら)。 2010年10月に搭載機器が姿を現したソフトウエア基盤「Google TV」は,氷山の一角だ。大手メディア企業やテレビ・メーカーに加え,ベンチャー企業も入り乱れ,「リビングの王様」の主導権を奪い合う争いが本格化している。いったい今,テレビで何が起きているのか。その取り組みを追う。 第2回のテーマは「進化するテレビ」。テレビ向けのアプリ配信サービスの可能性を探る。 (第1回「動揺するハリウッド,台頭する低価格VOD」はこちら) 「米国のネット・テレビ市場でSamsung社は6割のシェアを獲得した。インターネット接続機能を備えたテレビ関連機器を購入した顧客は,その半分
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