双日や日本航空などが出資するJALUX(ジャルックス)と三菱商事は11月17日、ミャンマー・マンダレー国際空港の運営事業を受注したと発表した。滑走路を含めた空港施設の運営を、日本の民間企業が海外で手掛けるのは初めてだ。
![日本勢初の空港運営事業、ミャンマーで受注](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2a2aa0543b1802d139ebd989fd15d63abc88ef8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fkn%2Farticle%2Fconst%2Fnews%2F20141118%2F683869%2F01.jpg%3F20220512)
「魔法の粉」のよう――。熊谷組東北支店の芳賀宏副支店長は、復興道路のトンネル工事で覆工コンクリートに用いた高品質フライアッシュの効用を、こう表現する。実はこのフライアッシュ、東日本大震災の津波で被災し、2012年8月に操業を再開した日本製紙石巻工場の石炭灰からつくった製品だ。 石炭灰の一種であるフライアッシュは、セメントや細骨材の代わりにコンクリートに混ぜると、単位水量の低減やワーカビリティーの向上、長期強度の発現、アルカリシリカ反応の抑制といった様々な効果が得られる。コンクリートの長寿命化に役立つ混和材として期待されている。 日本製紙は今年7月1日から、石巻工場の石炭ボイラーで発生する灰を使った高品質フライアッシュ「CfFA」の製造・販売に向けて事業を開始。工場内に製造設備を新設し、16年1月から東北地方で販売を始める予定だ。これに先立ち、震災復興に向けて整備が進む国道45号釜石山田道路
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