スマートフォンやパソコン、テレビ、車載機器まで、あらゆる電子機器に採用されているUSB。そのUSBに世代交代の波が押し寄せている。その中心にあるのが、新しいコネクター仕様「Type-C」と、新しい給電仕様「USB Power Delivery Specification(USB PD)」だ。 Type-Cは2014年に、USB PDは2012年に仕様が策定されたが、これまで対応製品は存在しなかった。この状況が大きく変わる。2015年から、Type-CやUSB PDに対応したノートパソコンやタブレット端末が続々と登場する。例えば、フィンランドNokia社は2015年2月に発売予定のタブレット端末「N1」に、Type-Cコネクターを採用する(関連記事)。N1は一例に過ぎない。USBの標準規格化団体であるUSB Implementers Forum(USB-IF)によれば、「2015年はさまざま
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