前回の記事 《私が気付きたかったのに。「しゅっぱつ しんこう!」山本忠敬 著》 の続き。 絵本「しゅっぱつ しんこう!」にじぷたTシャツが隠れているのを見つけたタカハシは、それはもう勝ち誇った。「じぷた、ね。人気ですよね。ほかの絵本にも出てくるくらいに。まあ窪橋は気が付いていなかったようですけれども」などとニヤニヤしながら言う。悔しい。 ところがタカハシは、ここまで言っておきながら、「じぷた」を読んだことがない。コハシがこの本に興味がないからだ。「じぷた」は、いまのコハシには文章が長すぎるようだ。絵柄に惹かれて読み始めても、私が読み終わる前にどんどんページをめくってしまい、話を楽しむところまではいかない。絵そのものには「はしごしゃ! きゅうきゅうしゃ!」といい反応をしているので、もう少ししたら好んで読むことになりそうだ。 タカハシは、コハシへの読み聞かせでもなければ絵本を積極的に読んだりし
![負けない。「しょうぼうじどうしゃじぷた」渡辺茂男 著、山本忠敬 絵 - まず米、そして野菜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c462ccc577ed1119cd3c145dbc6c182e5db24450/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51CK0NWB05L._SL160_.jpg)