111位。 これは、男女平等の度合いを示す世界ランキングでの日本の順位です。 日本は先進国なのに、なぜこんなに低いのでしょうか? まずは雇用。 日本では、働く女性が増えていますが、男性より非正規雇用の割合が高いのが現状です。 そのため、男性との間で、賃金に大きな差があります。 しかも正社員になれたとしても、賃金は男性より約3割も低いのです。 また、勤続年数が男性より短かく、キャリア形成の道も十分開かれていないため、女性は管理職につくチャンスが少なくなります。 勤続年数に差が出る大きな要因が、出産と育児。 現在、第1子出産後、約5割弱の女性が退職しています。 「育児は女性の仕事」という根強いイメージがあるだけでなく、働き続けたいと思っても、保育園が見つからなかったり、勤務時間に縛りがあったりするため、仕事を諦めないといけないのが現状です。 また、育児によるブランクがあると、再就職して