昭和の戦前・戦中期に書かれた超有名な小説です。 何度か映画化もされていますよね。 この本は、わたしは小学生のときに読んだ、と思っていました。 でも、違ったんです。 そう、吾一ちゃん(主人公の少年)が、ひもじくってダリアの球根をかじっちゃうところや、鉄橋にぶら下がって死にそうになるところや、毎日必死の思いで貯めたお小遣いを、知らないうちにおとっつぁんに使い込まれて中学に行けなくなってしまうところや、「運は天にあり、鎧は質屋にあり~」の豪快なご先祖さまの話とかは、よく覚えていて、おもしろかった~、て感じなんですけど、それだけじゃあなかったんですね。。 小学校のときに読んだあれは、なんだったんだろう、ダイジェスト版か何か、だったのでしょうか。 でも、『路傍の石』には、いくつもの種類というか、版があるんです。まず、朝日新聞連載バージョン、それから主婦之友連載=岩波版全集バージョン、それから鱒書房版

