ブックマーク / piupu.hatenablog.com (8)

  • 未来への自己投資 - 片道書簡のラブレター

    お金がどうやったら貯まるのかというHOWTOや動画を見かけるけれど、お金をどう使えばよいかとうのは見かけない。 お金を貯めるにも何のために貯めるのかが分からずただ貯めるのでは空しすぎる。 もう私は人生を逆算していったほうが良い年ごろだ。 貯める重要性よりも有効に使っていく事にシフトしなければ時間の無駄遣いになってしまう。 若いうちは自分に投資してどんどん古い自分をアップデートやバージョンアップしていけるのが良いお金の使い方かと思う。 今生きて生活をするのに精いっぱいでもほんの少し自己投資お金が使えれば良い未来の自分を作っていくための小さな希望を持てるだろう。 今の私は体が気持ち良く動いてくれることがまず第一なので体の喜ぶことは何かをいつも最優先している。 それは若い時とは違う自己投資の内容だと思う。 自分の口で事ができて、自分の足で歩き、自分の頭で判断して行動する。 あまりにも凡庸す

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    fwss 2024/02/23
  • 海外からの観光客 - 片道書簡のラブレター

    この数か月、山手線に乗ると観光客が多くなっていることに気づく。 みなスーツケースやバックパックで団子になって乗り込んでくる。 お土産の紙袋も束のように持って。 いつも紙袋を注視して一体何を買っているのか分析するのが楽しみだ。 都市観光というのは買い物・事・博物館・美術館・アミューズメント施設など、どの国に行っても似たようなコース。 グローバル企業によるチェーン店やブランド店で似たような都会の景色になる。 それでも日を感じようと観光に来る人もどんどん増えて日も観光立国になれそうな勢いだ。 日は安心して旅行できる秩序と安全が確保されているせいか、赤ちゃんを連れて観光している人も良く見かける。 何度でもリピートして日で沢山買い物をして楽しい時間を沢山持って頂ければ私も嬉しい。 私がインバウンドの商売をしている訳でもなんでもないのだが、日が日人だけでは寂しい。 富士山人気 難民の方を

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    fwss 2023/11/26
  • 明治生まれのおばあちゃん - 片道書簡のラブレター

    施設にいる叔父を見舞うために母の郷里である茨城県結城市に行った。 ここまで来るのにいつも思いに耽るのは子供の頃のお祖母ちゃんの家に行くまでに乗った京浜東北線の電車の窓から見た景色。 田んぼや畑の中に住宅が点在していたような景色も、今はどこまでも住宅街が連なっている。 宇都宮の前の駅の小山駅までくればあと少しで母の実家だ。 以前は小山の水戸線・水郡線のホームには昔郷愁をそそるような蕎麦屋があって、なぜかおばあちゃんに温かいお蕎麦をべさせてもらった思い出がある。 あの頃の国鉄はバリアフリーなど言葉さえなく、エレベーターもエスカレーターもない階段だらけのホーム移動だった。 電車に乗り、駅で乗り換えの移動だけでもお祖母ちゃんは消耗し尽してしまうのに孫たちにお蕎麦をべさせて、着物姿で、風呂敷を幾つも持って。 もし時空を超えて今お祖母ちゃんにしたいことは美味しい鰻かお寿司をべさせるために都心に連

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    fwss 2023/11/22
  • 遠足日和 - 片道書簡のラブレター

    長い付き合いの女友達と一緒に遠足に行った。 私世代の女性の通る道は、同じような、似ているような、それでも皆紆余曲折しながら違う道を通り、また合流したりする。 また少し落ち着き、皆一段落して、一緒に遊ぶ。 みんな美味しいものが好きで、お料理も上手で、お弁当もおすそ分けできるように沢山作ってくる。 こんな空の高い秋晴れの日に、気の置けない女友達とべちゃくちゃおしゃべりしながら、森の中を歩くのは何と気持ちのよいことだろう。 森林が作り出す新鮮な空気を深呼吸しながら、鳥たちのおしゃべりのような声が通り過ぎていく中、元気よく大きな声でおしゃべりしても誰にも迷惑が掛からない。 小学生の頃もこんな感じで遠足に行ったのを思い出した。 お母さんが作ったおにぎりや、卵焼き、ウサギりんご、を持って、水筒には麦茶が入っていた。 あの頃の小学生の時のようにはしゃいで、お弁当をべて、クタクタになって楽しかった一日を

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    fwss 2023/11/03
  • ヌーベル味噌汁 - 片道書簡のラブレター

    夏の間は作るのもべる気もしなかった味噌汁だったけれど、最近の朝晩の冷え込みで味噌汁が一際美味しく感じる。 毎晩味噌汁を作るようになった。 木綿豆腐と揚げは常備して、あとは旬の野菜をプラスする。 なめことお豆腐のコンビは失敗のない組み合わせなので週に1回はべる。 意外と難しいのは大根のお味噌汁で、筋っぽい大根に出会ってしまうとお味噌汁もふた味ぐらい落ちる。 インスタント味噌汁が期限切れになりそうなので消費しなければならないのだけれど、まったく美味しくなく、でもフードロスは嫌なので具をプラスして作り直す。 味噌汁はみそが命なので、おいしい味噌を使ってさえいれば、あとはべるタイミングが要になってくる。 味噌汁は作り立てがおいしさのピークなので具材を出汁で温めたら味噌を解いてすぐべることが肝心。 だからシチューやカレーと違って作り置きは美味しくない。 お味噌汁が残ったら遅くとも翌日の朝

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    fwss 2023/10/21
  • えのきだけのような日本人 - 片道書簡のラブレター

    人はえのきだけのように誰もかれもが十把一絡げで一人一人がノッペラボウに見えてしまう時がある。 自らえのきだけになろうとしてしまうのは日教育方針のせいでもある。 あなたとほとんど同じように暮らし、同じような考えをもち、異論はありません、と大人しくしていればお互い安心して平和にお付き合いできる。 特に組織の中では一束になって同じように動かなければならないという観念が強い。 でも一人になったとき、もしくは家族と過ごすときえのきだけのかぶり物を脱いだ自分が顔を出してくるのではないだろうか? 誰もが各々違う道を通って、違う経験の重ね方をして、違った感じ方、違った運命を味わってきているはずだ。 一緒に暮らす血を分けた家族であっても。 日人であればほとんどの人が難なくえのきだけになれるだろう。 えのきだけもじっくり見れば一は違う形をしている。 和の国ニッポンは好きだ。 でも当はもっと面

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    fwss 2023/10/07
  • 会うことのなかった人との別れ - 片道書簡のラブレター

    チャリング・クロス街84番地という映画を観た。 いつまでも心に残る映画、上質な人間の感性をしみじみと味わえる映画は このような作品だと思う。 1986年制作の映画作品と偶然の巡り合わせで観ることができた。 ストーリーはニューヨークの小説家(アン・バンクロフト)と英国の古書店員(アンソニー・ホプキンズ)の往復書簡。 きっかけは小説家が英国古書店へのの注文書から始まって、やり取りを重ねるにつれて相手の人物像 身の回りの小さな苦境が理解できるようになり、が届くのも、の注文を貰うのもお互いの大切な楽しみになってくる。 20年文通を続けるなかで、世の中や身の回りが少しづつ変化していく。 その書簡のやり取りが温かく、ユーモアが創造的で切実で手紙の表現力が秀逸すぎる。 その心の広がりと繋がりを二人の俳優の魅力ある演技と演出が磨き上げて、感動させてくれる。 二人は結局会うことは出来なかった。 それで

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    fwss 2023/09/30
  • 物語を見つける旅③ - 片道書簡のラブレター

    私の旅は、地元人がありきたりで当たり前と思えるような、外部の人間からでないと分からないその場所らしさの面白さの発見だろうか。 今回のソウルは朝の6時に下町の銭湯に行ってみた。 零細町工場密集地域のウルチェロ3街あたり、タクシーも通れないような路地にあるお風呂屋。 受付で後ろから出勤して来た女性が4万ウォンで垢すりやろう!といきなりソウル営業の圧力がきた。 あいにく現金は3万8000しかなかったが、それで良いという。 お風呂屋さんは朝早くから中年以上の常連が5~6人入浴しており、慣れない私にいろいろお節介を焼いてくる。 全員が皆平均的なに節介焼きで、何かにつけ、あーしたほうが良いだの、こうしたほうが良いだの言ってくる ハングル語が断片的に少しばかり耳にキャッチできるようになってきたのが嬉しい。 韓ドラで覚えた片言のフレーズや名詞を頼りに声を掛けると皆にドッと受けるので、何かがヘンテコなのかも

    物語を見つける旅③ - 片道書簡のラブレター
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    fwss 2023/09/06
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