ご訪問頂きありがとうございます。 ロジャー・ホッブス作の前作『ゴーストマン 時限紙幣』を読んだのは統合失調症の陰性症状が抜け始めた頃です。 活字を読むのもリハビリになると医師に聞き、最初は新聞から始めネットコラムに進み、そろそろ長編小説も読めるようになった頃。 その頃は図書館の海外文学コーナーをさ迷って、面白そうなタイトルの本を読む事を繰り返していました。 その中の一冊でした。 ゴーストマンは自在に外見と振る舞いを変えて、犯罪に加担しては姿をくらますフリーランスの犯罪者。 時限紙幣では時限爆弾を仕掛けられた紙幣の強奪に無理やり参加させられるストーリーでした。 ハラハラするストーリーと散りばめられた犯罪トリビアが面白かったです。 その続編があると知って、Amazonでお安くなっていたのを機に購入しました。 今作は冒頭しばらくは主人公は出てきません。 第3者の目線で始まります。 場所は海上。