ITエンジニアの将来の目標として人気の高い職種、ITコンサルタント/ITアーキテクト。両者は違うようでいて、実は関係が深い。それぞれの役割、必要とされるスキルは何か。どうすればたどりつくことができるのか。 ■ITエンジニアが目標とするITコンサルタントとITアーキテクト ITエンジニアのキャリアパスは多様化している。いまや出発点は必ずしもプログラマやシステムエンジニアとは限らない。その先はプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャになるケースが多いが、これも一概にはいえない。将来的にはITコンサルタントに進む人もいるだろう。近年ではITアーキテクトという職種も耳にする。 @IT自分戦略研究所とJOB@ITが2007年5月に実施した読者調査からは、読者の現職と目標が浮かび上がってくる。まず現職を見ると、「システム開発(オープン/Web系)」が25.7%で最も多い。次いで「社内情報システム」