【読売新聞】 日本耳鼻咽喉科学会(日耳鼻(にちじび))の静岡県地方部会学校保健委員会は、耳あかが耳の奥にたまらないことを実証した動画を作った。耳掃除は基本的に必要ないと伝える狙いがあり、26日に開かれた日耳鼻の全国会議で紹介した。
大阪府は、来年3月から常時公開する万博記念公園(大阪府吹田市)の「太陽の塔」(高さ約70メートル)内部について、見学者から入館料を徴収する方針を決めた。 高校生以上700円、小中学生300円で、9月開会の府議会に条例改正案を提案する。 芸術家・岡本太郎がデザインした太陽の塔は、1970年に開催された大阪万博のシンボル。万博当時は会場への入場料を支払えば、塔内部の見学は無料だった。 万博入場者約6400万人のうち、917万人が塔内部を見学したが、万博終了後は耐震性の問題から原則非公開とされてきた。 府は常時公開に向け、昨年10月から塔の改修工事を進めている。公開後は、安全確保のため1日あたりの見学者を1200人程度に制限する方針。入館料は塔の維持管理費などに充てる。
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の国内配信が始まり、22日で1年を迎える。 利用者は大幅に減っており、ゲームの運営会社は新機能でテコ入れを図る考えだ。 配信当初はブームを巻き起こし、運転中の利用者が交通事故を起こすなど、国内外で社会問題にもなった。 調査会社ヴァリューズの推計では月1回以上、GOのアプリを開いた利用者は2016年7月に1100万人に上ったが、今年6月には6割減の442万人に落ち込んだ。特に20~30歳代が離れているという。 ゲームを運営する米ナイアンティックでGOの開発責任者を務める野村達雄氏は20日、読売新聞のインタビューで、今後、希少性が高いポケモンを登場させるほか、利用者同士でポケモンを交換するなどの新機能を検討していることを明らかにした。継続的にゲームを使ってもらえる環境を作る考えだ。
インターネット掲示板などに書き込まれた中傷記事を「2ちゃんねる」に転載した匿名の投稿について、東京高裁が、転載でも名誉毀損(きそん)に当たると判断し、海外在住の日本人男性の訴えを認めて、投稿者の氏名などの情報開示を契約プロバイダー(接続業者)に命じる判決を言い渡していたことが分かった。 投稿者の特定を受け、男性は先月、名誉毀損容疑で警視庁に告訴状を出した。インターネットでは、匿名人物による真偽不明の書き込みや、安易な転載が横行しており、警鐘を鳴らす判決と言えそうだ。 判決によると、問題の転載は昨年3~5月頃、ネット掲示板「2ちゃんねる」で匿名の投稿者によって行われた。他のネット掲示板や雑誌の記載内容を引用し、男性が国際間の違法送金や資金洗浄に関与しているかのように書かれていた。 男性は昨年10月、投稿者を特定するため、投稿者がネットを利用するために契約しているプロバイダーを相手取り、情報開
鹿児島県の桜島の噴煙が、関東から近畿地方にかけて微小粒子状物質「PM2・5」の濃度を上昇させるケースがあるという研究を、気象庁気象研究所がまとめた。19日から仙台市で始まる日本気象学会で発表する。 7月上旬、関東から近畿にかけ、PM2・5の濃度が1立方メートルあたり約100~50マイクロ・グラムと、国の環境基準(同35マイクロ・グラム以下)を上回ったことがあった。気象研究所の田中泰宙主任研究官らが、この時期の大気の様子などを調べた。 米航空宇宙局(NASA)の人工衛星の画像を解析すると、九州から本州の太平洋沿岸に微粒子を含んだ空気が多く流れていた。一方、中国から汚れた大気が流れた形跡はなかった。 そこで、噴火活動が活発化していた桜島の噴煙がどのように流れたかをコンピューターで想定したところ、PM2・5の濃度が実際の観測結果とほぼ一致したという。 田中主任研究官は「PM2・5については火山の
10日午前10時50分頃、熊本県阿蘇市一の宮町三野の県道(通称・やまなみハイウエー)で、同県合志市の派遣社員女性(22)の乗用車がガードレール(高さ約70センチ)を飛び越え、崖を約30メートル転落した。 女性は首に痛みを訴えているものの、目立った外傷はないという。県警阿蘇署は「崖の斜面に積もった木の枝などが緩衝材の役割を果たし、助かったのではないか」と説明している。 同署によると、現場は片側1車線で下り坂の左カーブ。車はカーブを曲がりきれずにガードレール手前の盛り土に乗り上げて車体が浮き、そのまま崖下に転落したとみられる。 女性は阿蘇方面に1人で観光に来ていた。
ゆるキャラブームが続く中、宮崎市のクリーニング業者、吉永定晴さん(59)の元に、全国各地から着ぐるみの洗浄依頼が相次いでいる。 手作業による丁寧な仕上がりが評判となり、昨年は約200体を丸洗いした。最近は企業や大学などでも着ぐるみを使ったPRが盛んで、注文が増えているという。 吉永さんはクリーニング会社を妻美幸さん(58)と2人で切り盛りしている。布団の丸洗い専門だったが、約10年前、市内のゲームセンターから着ぐるみのクリーニングを引き受けたのをきっかけに、口コミやインターネットを通じて知られるようになった。 洗浄は、まず外側を高水圧のシャワーで洗い、洗剤を使ってブラシでこする。内側には自前で培養したEM菌(有用微生物群)の液体を振りかけて汗の臭いを落とす。柔軟剤で仕上げ、布団専用の脱水機などで水気を取り、3~4日ほどかけて自然乾燥すると、ふわふわした手触りに仕上がるという。
台風27号の進路は予想が難しくなっている。もともとスピードが遅く、数日後の位置を予測しにくかった。さらに、27号を追いかけるように進む28号と接近すると、二つの台風が相互作用する「藤原の効果」により、動きが複雑になると見込まれ、予報のブレが大きくなる恐れがある。 16日に起きた土砂崩れの二次災害を警戒する伊豆大島(東京都大島町)では、台風27号の影響が読めないため、神経をとがらせる。大島町役場の担当者は、「避難が長期化することによる住民の健康への影響も心配だ」と話している。 気象庁によると、台風27号は、新たに発生した28号が接近する25日以降にかけて、本州に近づく見通しだ。本州上空に停滞する前線を刺激して、西日本を中心に大雨をもたらす可能性もある。 日本気象協会は「27号はもともと予測が難しい台風だった。それに加えて、今後は藤原の効果があるため、さらに動きが複雑になるだろう」と話している
8月30日に放送されたTBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の中で、司会のみのもんたさんが隣に立つ女性アナウンサーの腰付近に手を伸ばし、女性アナがその手を振り払ったような映像が流れていたことがわかった。 映像が流れたのは、番組終了間際の午前8時29分ごろ。CMが終わり、女性アナが原稿を手にニュースを読み上げようとしていた。TBS広報部は「セクハラ行為があったとは認識していないが、紛らわしい行為だったため、今後このようなことがないよう番組担当者に口頭で注意した」としている。
東京都調布市の市立小学校で昨年12月、食物アレルギーのある5年生の女子児童が給食後に死亡した事故を受け、再発防止策を議論してきた同市の検討委員会は23日、教職員の研修強化などの対策を盛り込んだ報告書を、長友貴樹市長らに提出した。 報告書では、全教職員を対象としたアレルギーに関する基礎研修や緊急時対応を学ぶ実技研修、児童のアレルギーへの理解を深める授業の実施などを提言。根本的な対策として、各校の給食室を早急に改修し、アレルギー児童用の料理を調理する専用スペースを確保することも求めた。 一方、報告書の提出の際、亡くなった女児の両親のメッセージが、調布市職員によって代読された。 死亡の原因となった料理の「お代わり」について、同級生から聞いた話として、クラス全体で目標にしていた残飯を出さない「給食完食」に貢献するため、めったにお代わりをしない女児が、お代わりの呼び掛けに手を挙げたという。余っていた
立正佼成会付属佼成病院(東京都中野区)で2011年9月、高濃度の酢酸を使った胃がん検査を受けた練馬区の女性(当時80歳)が死亡した医療過誤を巡り、警視庁は27日、当時、同病院の内科医だった男(35)(世田谷区)を業務上過失致死容疑で東京地検に書類送検した。現在も他の病院で医師を務めているという。 発表によると、医師は同9月22日、胃がん検査の際、本来は1・5~3%の濃度に薄めて内視鏡で胃粘膜に散布する酢酸を約25%の濃度で使用。女性は吐き気などを訴えたが、適切な処置をしなかったため翌月14日、入院先の別の病院で、腸管壊死(えし)で死亡させた疑い。 本来は酢酸と水を計量して検査液を作るが、医師はにおいの強弱で濃度を判断していた。調べに、「内視鏡検査を早く終わらせようと思い、においに頼って希釈してしまった」と供述しているという。
書籍や文具の販売などを手がける丸善(本社・東京)が、国立新美術館(東京・六本木)から受注した同館の「アートライブラリー」の運営業務を、今月1日からの開始直前に「スタッフをそろえられない」として辞退し、同館を運営する独立行政法人国立美術館(法人本部)から、書籍購入などの取引を4か月間停止する措置を受けていたことが24日、明らかになった。 これを受けて国立博物館などでも、取引の一時停止を検討している。 法人本部によると、契約は3年間で、予算額は9315万円だった。公募に応じた5社から、2月5日に丸善が選ばれたが、3月29日になって契約を辞退。丸善経営管理部は「落札後、スタッフの確保に努めてきたが、技能のある要員をそろえることができなかった」と話している。
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