バビルサ (Babyrousa babyrussa) は、哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)イノシシ科バビルサ属に分類される偶蹄類。 分布[編集] インドネシア(ブル島、Sula諸島<Mangole島、Taliabu島>)[1]。Sulabesi島(Sula諸島)では絶滅した[1]。 形態[編集] バビルサ属最小種であり、同属の他種と比較して長い体毛で密に覆われる[4]。 分類[編集] 以前は旧バビルサB. babyrussaのみで、バビルサ属を構成していた。2001年に亜種を、それぞれ独立種セレベスバビルサB. celebensis(スラウェシ島北部および周辺の島嶼)・トギアンバビルサB. togeanensis(トギアン諸島)・ボラバツバビルサB. bolabatuensis(スラウェシ島南部で半化石となった頭骨が1つ発見されたのみ)として分割する説が提唱された[1]。