関係者漫画コンテンツには、次のような役割を果たす人が必要です。 原案 ―― 原作のもとになるネタや情報、アイディアを出す役割。多くの場合は漫画の専門家ではなく、あなたのビジネスを知っている人になるでしょう。 原作 ―― 原案のネタをもとに「原作」を作成する人。原作は、シナリオ(テキスト)の場合と、ネーム(ラフな下絵)の場合があります。漫画は登場キャラとストーリー展開が命なので、原作はプロに頼みましょう。 作画 ―― 原作のネームをもとに作画したり、原作のシナリオをもとにネームを作って作画したりする人。いわゆる漫画家さんですね。最終的にユーザーが目にする「マンガ」として仕上げる人で、原作と同じぐらい重要な役割を果たします。もちろんプロに頼みましょう。 編プロ ―― プロジェクトに対して適切な原作者や漫画家を選定してアサインし、全体進行をマネージする役割です。あなたが多くの原作者さんや漫画家さ
ジェイソン・コーエン氏が6月に公開したA/Bテストに関する記事は、もっと注目を集めていいし、もっと詳しく掘り下げられるべきだ。オンラインマーケティングの世界にいる人間ならたいてい、クリックスルー率、会員登録率、コンバージョン率などを改善できるA/Bテストの威力を知っている。ページを訪問した人が望ましいアクションを起こす割合を高められるというのは、すばらしいことだ。 しかし、テストの仮説を立ててから、立案、開発、実行へと至るプロセスには、危険が満ちている。そして、いちばん目立たないが最も油断ならない落とし穴の1つが、実はテストの対象として何を選択するかなんだ。 グラフで見る「極小値」問題 ランディングページの各要素をテストするというのは確かに面白いし、やる価値がある場合もある。しかし、ランディングページや製品ができたばかりの段階では、適切でないことが多い。実際に、上の図にあるように、グラフに
このコーナーでは、企業がどのような方針でソーシャルメディア・マーケティングに取り組むべきか、企業規模が大きくないBtoB企業のソーシャルメディア担当者の1人として、わたくし高橋真弓がマーケティングへの活用方法に悩む企業の担当者のために、導入するにあたっての必要なステップや担当者としてもつべきスキル、アカウント運用に便利なツールなど、伝えていきます。 Twitterをはじめとするソーシャルメディアは、今や企業のマーケティング活動において、無視できない存在になりました。「関わるリスク」よりも「関わらないリスク」の方が大きいと言われるようになり、数々の企業がTwitterアカウントを開設して試行錯誤しながらソーシャルメディア・マーケティングに取り組んでいます。 私の所属するシックス・アパート株式会社は、「Movable Type」や「TypePad」など、「老舗」と呼ばれるようなブログのプラット
検索エンジンは網羅的なガイドラインを提示するわけではない(それどころかSEOを正しく行うのに必要な要素の十分の一すら出さない)。 この記事では、SEO業界にはびこる間違った情報、それも正しいSEOの妨げとなる情報について見ていこう。この記事で取り上げた「SEOの迷信(都市伝説)」は、次の10個だ。 パーソナライズ化は検索順位にどの程度影響するのか?トップページを毎日更新しないと、検索順位は維持できないのか?相互リンクはグーグルでは効くのか?「キーワード密度」には意味があるのか?ドメイン名にハイフンを使うのはSEOで不利?検索結果でのクリック率が順位に影響する?h1要素は検索順位獲得に貢献するか?他のサイトにリンクを張ることは、順位が上がるのに役立つ?PageRankを見れば順位が予測できるのか?コンテンツがよければ、高い検索順位を得られるか? ここで挙げたものの多くは、Search Eng
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 2010年5月28日の読売新聞朝刊(首都圏版)のテレビ欄より抜粋した「iPad」に接続された言葉です。教育テレビを除いた6局13番組で「iPad」を見つけ、可能な限りチェックしたニュース番組ではすべて表参道の行列を紹介し、iPadを絶賛するコメントが流されました。同じく新聞全紙が礼賛記事を掲載します。 「iPad」はパソコンからキーボードをなくしたイノベーターとして歴史に刻まれるかもしれません。「キーボード」は
今日は、SEO関連の話題を。以前から伝えてきた件ですが、ついにグーグルが、検索結果の順位決定の要因として、ページの表示速度を含めたことを公式に発表しました。 グーグルは検索順位の決定に200以上の要因を利用していることが知られていますが、その要因の1つとして、ページの表示速度が正式に順位決定に関係するようになったということです。 → Googleウェブマスター公式ブログの記事(英語) どんな形で速度が順位に影響するのかは、グーグルからは明らかにされていませんが、これまでの情報によると、次のような形になるのではないかとおもわれます。 遅いサイトの順位が下がるのではなく、速いサイトの順位が上がる上位20%が速いとみなされ、現在そのしきい値は約1.4秒HTMLだけでなく画像やCSSを読み込み、JavaScriptの動作が完了するまでの全体の時間が対象 グーグルは以前に、ページ表示の時間が遅くなる
※Web担編注:記事タイトルの「Googleは平均ページ読み込み時間を順位決定に含める予定」に関連する話題は、記事の最後(2ページ目)をご覧ください。 グーグルのマット・カッツ氏も参加するSEMを中心としたイベント「PubCon 2009」から、読者の役に立つ情報をお届けする。 1日目:ユニバーサル検索およびパーソナル検索に向けての最適化これは貴重な情報が満載のすばらしいセッションだった。私にとって最大の収穫は、Bruce Clayの最高経営責任者(CEO)であるブルース・クレイ氏から得たものだった。クレイ氏は、画像コンテンツと動画コンテンツというきわめて限定的なテーマだけに絞って、いかにインデックス化するかについて説明した。 これについてはたくさんの質問が寄せられているテーマなので、画像と動画をインデックスに登録させる興味深い方法について、具体的な情報が得らたのはとてもうれしかった。実際
今日は、プレスリリース(ニュースリリース)の書き方について。編集部には日々いろいろなリリースが届くのですが、なかには、かなりの破壊力をもって「リリースをチェックする気力」を失わせる、強烈なダメリリースがあるのです。そのいくつかを紹介しましょう。 ※2009-11-16 当初「仏の顔」などの「聖☆おにいさん」関連のネタを埋め込んでいましたが、元ネタを知らない人にはわかりづらいうえにネタとしても意味が薄かったので書き換えました。 Web担編集部では、インターネットマガジン時代からのリリース宛先を含めて、日々届くリリースをチェックしているのですが、IT/ウェブ/マーケ系なので、届くリリースの数は1週間に1000~2000件ほど。そんななかから、救いようのないリリースを、メールソフトの「ダメリリース」フォルダに保存しておくのが密かな趣味だったりします。 リリースのチェックにはあまり時間をかけられな
前回ではモバイルショッピングサイトのトップページから商品検索結果ページ、商品ページまでのユーザビリティポイントについて紹介しました。第9回となる今回では、実際にユーザーが商品を購入するまで、「買い物かご」ページから決済に至るまでの「購入フロー」の構築ポイントを、ユーザビリティ調査結果の内容を基に紹介します。 商品購入を決めたユーザーをスムーズに「決済」に誘導する事が重要オンラインショッピングの利用経験があるユーザーにショッピングサイトで商品選択後に購入を断念したことがあるか尋ねたところ、「よく断念することがある」「たまに断念することがある」という回答がPCで32%、モバイルでは48%となり、モバイルがPCを16ポイント上回る結果となりました。 購入を断念した理由をPCとモバイルで比較したところ、「通信速度が遅かったから」「住所入力が面倒になったから」の2つがPCとの差が最も大きく、モバイル
最後にデザインの話題を取り上げてからずいぶん経ったけど、そろそろまた書くべき頃合いだと思う。 今回焦点を当てるのは、レトロ(かなり前から用いられている)でありながら今また勢いを増しつつある(少なくとも僕は人気上昇中だと感じている)デザインスタイルだ。もっと具体的に言うと、目的を1つに絞り込んだトップページのことだ。 最初に、簡単な例を挙げる。GmailやYahoo!メールのメールアドレスを入力すると、そのアカウントに登録されている連絡先(知り合い)を、さまざまなソーシャルネットワークで探してきてくれるSpokeoというサービスだ。 このデザインの目的はただ1つ、製品の機能を示すためにメールアドレスを入力してもらうことだけで、そのほかのことには目もくれていない。登録ユーザー向けのログインページやブログ、説明ページへアクセスするリンクといった副次的なリンクが少々と、信用度を高めるのに役立つ大手
今回は、Webサイトやサービスをメンテナンス中にする場合に、どのURLにアクセスしても「メインテナンス中です」の画面を出す正しいやり方を、人間にも検索エンジンにも適切にする作法を主眼に解説します。 この週末の土曜深夜~日曜早朝にかけて、データセンターの設備メインテナンスのため、Web担を含むインプレスグループのほとんどのWebサイトが、どのURLにアクセスしても「メンテ中です」という表示になっていました。 なのですが、その実装がちょっと気になったので、「正しいメンテナンス画面の出し方」を説明してみます。 ※2010-01-16 Retry-Afterを指定するHeaderの指定を修正しました(コメント参照) ※2009-06-17 RewriteCondから [NC] 条件を削除しました(コメント参照) ※2009-06-16 Retry-Afterの記述をGMTに変更しました(コメント参
検索エンジンの上位表示を狙ってアクセス数アップ!本誌の読者ならばSEOに関して相当詳しく理解して実践していることだろう。しかし、改めてSEOの基本を理解しておくことも大切だ。 SEOとは「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)のこと。検索エンジンで検索したときに、検索結果で自分のウェブサイトの表示順位をより上位に押し上げるためのマーケティング上のテクニックだ。検索結果の上位に表示されるものほど、より多くのユーザーの目に留まりクリックされることは明らかなので、SEOのアクセスアップに対する効果は非常に大きい。 SEOの対象とする検索エンジンは、日本でよく使われている順に、ヤフー、グーグル、そして余力があればMSN(Liveサーチ)を選ぶのが一般的だ。オプトとクロス・マーケティングが2006年4月に発表した「検索エンジン利用状況実態調査」では、国内検索エン
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