大手住宅設備メーカーのLIXILを傘下に持つLIXILグループは、ことし4月に子会社にした中国で製造・販売をする企業の破産手続きの申し立てに伴い、今年度までの3年間で最大で660億円の特別損失が発生することを明らかにしました。 LIXILグループは、ドイツのメーカーの子会社だった「ジョウユウ」をことし4月に子会社にしたばかりですが、創業者が帳簿外に巨額の債務を隠し、数年にわたって不正な会計処理を行っていたということです。 これに伴い、LIXILグループは平成25年度と昨年度のグループ全体の決算で合わせておよそ330億円の特別損失が発生するとしています。 さらにLIXILグループが「ジョウユウ」の子会社の債務保証を行っていたことから、今年度の決算でも最大でおよそ330億円の特別損失が出るおそれがあり、最終利益が220億円減る見通しだとしています。 LIXILグループの藤森義明社長は、会見で「
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