全国からニートを集めて、会社を起こすプロジェクトが4月1日にリリースした。告知開始から3週間ほどで、約50人のプレエントリーがあったという。今後は、6月に説明会を行い9月に起業する予定で、現在本エントリーを募集中だ。前代未聞の同プロジェクトについて、独創的な社風を持つウェブ製作会社・面白法人カヤック(神奈川・鎌倉)の柳澤大輔代表は、「何やっているのか分からないけど面白そうという感覚が価値に変わっていく」と見る。 プロジェクトが開始して約1カ月後の5月7日、同プロジェクトのプロデューサーである若新雄純氏と、33万部を超えた『千円札は拾うな』(サンマーク文庫)の著者で、中小企業共和国理事長である安田佳生氏、カヤックの柳澤代表との鼎談が実施された。(オルタナS副編集長=池田真隆) ■最初から報酬額が決まっているとやる気が出ない? 若新氏は、応募があったニートたちに会いに行き、なぜ働かないのかを尋