突然の竹島訪問を皮切りに、日本に対して急に強硬姿勢を取り始めた韓国の李明博大統領。中でも天皇陛下に謝罪を要求した発言は、日本国内で「常軌を逸している」との声すら上がっている。 韓国では「よくぞ言った」と評価する意見がある一方、冷ややかに見る人も少なくない。支持率が17%にまで低迷する現状を打破するための「人気とり」ととらえているようだ。 自ら訪韓を要請、「できない理由はない」と意欲 李大統領の天皇陛下に対する発言が、物議を醸している。2012年8月14日、「天皇は韓国を訪問したがっているが、独立運動で亡くなった人々に心から謝罪すればいいというのが私の願いだ」と、韓国大統領として初めて明確に天皇陛下の謝罪を求めたのだ。さらに「『痛惜の念』という言葉だけを使うためなら、韓国に来る必要はない」と突き放した。「痛惜の念」という表現は1990年、当時の盧泰愚大統領が訪日した際の宮中晩さん会の席で、天