東京・日本橋のデパートで開かれている金製品の展示・即売会でおよそ1000万円の金の茶わんが盗まれた事件で、逮捕された容疑者が事件当日に江東区内の買取店に茶わんを持ち込み、およそ180万円で売却していたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。一方、茶わんはこれまでのところ見つかっておらず、さらに売却された可能性があるということで、警視庁が詳しく調べています。 今月11日、東京・中央区の日本橋高島屋で開かれている金製品の展示・即売会「大黄金展」で、販売価格1040万円の純金製の茶わんを盗んだとして、警視庁は13日、東京・江東区に住む職業不詳、堀江大容疑者(32)を窃盗の疑いで逮捕しました。 容疑を認めているということです。 これまでの捜査で容疑者は、デパートを出たあと地下鉄で逃走し、江東区の木場駅で降りたことが確認されていますが、その後、その日のうちに区内の買取店に茶わんを持ち込み売