中世から20世紀前半まで、主に西洋社会にあらわれたさまざまな事物事象を汲み上げて、そのモノに照射された人々の「まなざし」に潜むメタファーを抽出しようとする試み。自由の女神から摩天楼、チッペンデールの家具カタログからラングの「メトロポリス」まで。モノとまなざしをめぐる静かにスリリングな書物です。 ■ 多木浩二著 『眼の隠喩 ー 視線の現象学』 (1982 青土社 / 2008 ちくま学芸文庫) 眼の隠喩―視線の現象学 (ちくま学芸文庫) 作者: 多木浩二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/12/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (17件) を見る 今年4月、82歳で亡くなった多木浩二さんの代表作。この思想家の熱烈なファンではありませんが、折にふれて知的な刺激を与え続けてくれた恩人。訃報に接して寂しい思いをしました。2011年もあと一ヶ月あま
2011年11月11日、ホノルルAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会合参加を前に、野田総理は記者会見を行い、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉参加に向けて「関係国との協議に入ること」を明らかにしました。これは日本政府による、実質的なTPP協定締結交渉への参加表明として国の内外で受け止められています。 参加表明に先立って、国内で展開されたTPP是非論はマスメディア報道を賑わせ、賛成・反対両派間の論争は先鋭化しましたが、日本の通商貿易政策をめぐる論議は必ずしも深まりませんでした。 そこで、東京財団の各分野の専門家が一堂に集まり、一連の論争を振り返るとともに、国際交渉の枠組みとしてのTPPをいかに評価すべきか、そして今後の日本の通商貿易政策や、農業を含む国内産業の構造改革についてどのように考えるべきかを議論しました。 <参加者> 岩井克人 上席研究員 生源寺眞一 上席研究員 土屋了介
【NQNニューヨーク=滝口朋史】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、最上位である「トリプルA」のフランスを含むユーロ圏9カ国の国債格付けを引き下げたと発表した。フランスは「ダブルAプラス」へ1段階引き下げた。ユーロ圏全体の資金調達環境の悪化などが財政に悪影響を与える可能性があることなどが背景。一方、最上位のドイツを含む7カ国については格付けを据え置いた。財政に不安を抱
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く