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ブックマーク / aburax.blog80.fc2.com (1)

  • アニメキャラは対象aとなりえるか? またはオタク文化からみたサントーム論

    斎藤環氏の影響か、オタク文化をラカン論(ジジェク含む)を引用して論じているブログ記事が多い(記事1、記事2、記事3)。もちろんこのブログにもそういった記事が多数ある。 以前の記事で、アニメキャラをラカン精神分析論の対象aになぞらえて表現することについて書いたことがある。 それは勢いに任せて書いた記事だったので、ラカン論としての構造的なところのきちんとした思考を行っていなかったように思う。なのでそのあたりのことをだらだらと言葉にしてみようというのが今回の目的である。 対象aとは欲望の原因である。なので、アニメキャラを欲望していれば、なるほどアニメキャラを対象aだと言っても構わないように思える。アニメキャラは現実の人間の代理物であるので、アニメキャラを欲望することは、人間が人間を求めるエロス的な欲望の代理である、という構造が基となるだろうか。即ちアニメキャラとは現実的な他者、即ち想像界の他者

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