タグ

ブックマーク / ishikawakz.hatenablog.com (4)

  • 変な日記 - 細々と彫りつける

    人に言葉や条理を尽くして考えや思いを述べること。相手があなたを理解できないのは単に説明していないからということが大きいはずである。また単純に相手を知ろうとする作業がうまくできていない場合も多いだろう。自分を知ってもらうには相手を知ることがともなうからだ。(また逆に相手があなたのことを知ろうとせず、理解しないそういうことがたくさんあろう) 私が介護者の時利用者への声掛けは大事だと言われた。私は声掛けという言い方が嫌いだった。なんか不自然だったからだ。でも介護は仕事でもあるからただぼやーっとしていても、じつはお金分の仕事ではない。ぼやーっとしてても時々、「歯磨きした?」とか聞くのである。私は辞めてしまったがぼやっとしながらもどこかで気にかけているのである。「元気ですか?」とか「元気?」って聞いても意味が分からなかったら、「よく眠れた?」とかでもいい。 とにかくとっかかりをつくり、自分はこういう

    変な日記 - 細々と彫りつける
  • 笑いが足りない - 細々と彫りつける

    モンティ・パイソンのコントがたくさんyoutubeにあったんで見ている。 最近足りないのは笑いだなと思う。 卑屈な笑いや、恐怖の笑い、暴力的な笑いは世にはびこっているが 頭を使った皮肉がきいた笑いというのが最近少ない。 モンティ・パイソンのこのネタはドリフとかでもありそうだけど、なかなかに不謹慎きわまりないネタである。ヒトラーのそっくりさんのものとか、哲学者のサッカーなど西洋ならではのものもある。 様々なイデオロギーの中で、欠如しているものは硬直を免れる、事そのものの両義性を映し出した笑いだなあと思う。 笑いはかつては単なる「冷やかし」「ちゃかし」と思う時期もあったがこうまで、突き破るような笑いがないと困る。 そういう笑いがない。 道理で窒息しそうな世の中なわけだ。 胸からたくさん息をだして思い切り吸い込む。 でたらめな、それでいて出来事そのものを切り出すような笑いがひつようだ。

    笑いが足りない - 細々と彫りつける
  • 民主主義に必要な要件は本当はごくわずかである。あらゆる人が更地から考えるということである。 - 細々と彫りつける

    あまりうまく書けないがPTSDや心的外傷あたりについて考えたいと思っている。その中核には経験の語りがたさ、語れなさみたいなものがあるだろう。 つまりそれは発語すること、主張というつまり自分の考えや立場を表明するという政治的な身振りをたちまち困難に陥れる。 その困難は精神的な苦境を生み出しらせん状に絶望を強化するのである。 例えば、自分も苦しい目にあったことはあるがその傷つきよりも、傷ついたことで失われるものが大事であり、その失われたものがたいせつだと思うからだ。恥や、自信のなさ、苦しみ、嘆き。それは人との距離の取り方、付き合い方という自明にみえるものが作れない苦痛から来ている。ある経験や気づきを契機に心にいくつかの引き連れやひび割れが入れば、どこかで人との付き合いは不自然な、自明でないものに感じられるようになる。 簡単に言えば不信、絶望の状況である。信は疑いとセットになっているが、信や疑い

    民主主義に必要な要件は本当はごくわずかである。あらゆる人が更地から考えるということである。 - 細々と彫りつける
  • 「サイテー」はサイテーか。 - 細々と彫りつける

    すこしおかしなタイトルをつけてしまった。 夜に蝉が鳴いているので困るのである。そういうこともある。しかしずい分前から、いいたいなと思っていることがある。 それは言葉にすると大げさなんだが、生きているのに、必要な条件はある。それは人間であれば大気はないといけないとかそんなことだ。でも「条件」という場合思い起こされるもう一つのことがある。それは「おまえはこういう存在でなければ受け入れられない」「こういう存在でなければ参加は許されない」ということである。 どのような世界にもそのような条件があるように思われているし、私も思いなしている。例えば、女にもてるには「○○な男」でなければならぬとかそういう事柄もあれば、「特殊な技術がないとこの職場に入れない」ということだったりする。 それが自分の実存と絡み合って、知らない間に「こういう男でなければもてない」ということと、自分の「こうなりたい」が合体していた

    「サイテー」はサイテーか。 - 細々と彫りつける
  • 1