Windows XPを維持しつつ、Windows Vistaをクリーンインストールしてデュアルブートにし、徐々に移行しようと考えている読者も少なくないだろう。Windows VistaはVistaを含む他のWindowsとのデュアルブート環境をサポートするが、1章で述べたようにブートローダーが変更されたため、Windows XP当時のような方法ではデュアルブートのカスタマイズができなくなっている。そのあたりを含めてデュアルブートの構築方法を紹介していこう。 過去のWindowsがインストールされたPCにWindows Vistaをインストールする Windows XPや、それ以前のWindowsがインストールされたPCで、別パーティションまたは別ドライブにWindows Vistaをインストールするというのが、もっとも一般的なパターンだろう。この場合、Windows Vistaのイン
ピアノやギターといった楽器を用意しなくても、パソコンだけでさまざまな音色を演奏し、曲作りが可能となるソフトシンセ。今回からはDTMに不可欠ともいえる、ソフトシンセの基本について確認してみよう。 ソフトシンセってそもそもなに? 音楽を演るには楽器が必要、当たり前のようではあるが、それがある意味では当てはまらないのがパソコンでの音楽制作だ。パソコンでは楽器やマイクを接続して録音、つまりオーディオレコーディングで音楽を製作することももちろんできるが、それ以外に音源としてソフトシンセというものを使い、さまざまな楽器音を再現しながら曲を作っていくこともできるからだ。 ソフトシンセとはそもそもソフトウェアシンセサイザの略で、機材としての(ハードウェア)シンセサイザに対する言葉。わかりやすい例を挙げれば、あるハードウェアシンセサイザがあったとして、その出音や動作をプログラム化し、パソコン上で再現したもの
パソコンでの音楽作成でよく耳にする言葉にMIDIがある。しかしその正確な意味や、どんなものかはよく知らない人もいるだろう。今回はDTMでは必須ともいえるMIDIの基礎について紹介しよう。 MIDIってなに? MIDIは「ミディ」と読ぶが、正式にはMusical Instruments Digital Interfaceの略で、国際標準となっている電子楽器の規格である。もう少し正確にいえば、電子楽器同士を接続するための通信規格ともいうべきもので、このMIDIを利用することで、パソコンからMIDI楽器をコントロールしたり、反対にキーボードで演奏した情報をパソコンに記録するといったことが可能になる。 モジュールタイプのMIDI音源であるRolandのSC-88。キーボード一体型は鍵盤を弾いて単体で演奏することもできるが、モジュールタイプは外部のMIDIキーボードやMIDIシーケンサなどを接続し、
パソコンで音楽を制作するDTM(Desk Top Music)、現在のDTMシーンで中心的存在といえるのがDAWソフトと呼ばれる種類のものだ。一体どんな機能、そしてどんなソフトがあるのか、DTM基礎知識シリーズ第2弾として取り上げてみよう。 DAWソフトってどんなもの? DAWソフトとはDigital Audio Workstationソフトの略だ。なんだかあいまいなジャンル名ではあるが、ワークステーションの名称から想像できるように、音楽制作に関して必要とされる機能が一通り揃ったソフト、と考えてよいだろう。なおデジタルオーディオに関しては、パソコンで音楽を扱う場合は、たとえレコードやカセットテープといったアナログメディアから素材を取り込むにしてもパソコンに取り込んだ段階で必ずデジタルデータに変換して扱うことになるため、ある意味当たり前のことを呼称しているに過ぎない。 音楽制作に必要な機能と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く