日刊スポーツによると7月11日の高校野球千葉大会1回戦で、文理開成高校(千葉県鴨川市)は唯一の野球部員、高橋空聖(ひろき)主将と助っ人9人で小見川高校に挑んだ。 試合結果は、5-19。大量失点で5回コールド負けを喫した。しかし、部活動に所属していなかった助っ人の4番、黒川英充捕手(3年)が2打席連続ホームランを含む3打点で、一矢報いた。黒川捕手は4月から文理開成に転入。前校では1年生の冬まで野球部に所属していた。試合後には「2本とも完璧な1本でした。大差で負けたけれど、楽しめました」と、やり切った表情を見せたという。