新型コロナウイルスは人々の生活を大きく変えた。散々言われているが、テレワークが主体になり、みな、今はやりのウェブ会議ツール「Zoom」などを使って会議をしたり、オンライン飲み会をしたりしている。 もっとも、世界では既にオンラインを使った発信や情報共有が盛んに行われている。最近では、「隠者の王国」と言われる北朝鮮ですら、普通の市民(を装った政府関係の人と思われる)が、ユーチューブのなかで、平壌の遊園地やデパートを紹介(宣伝)している。 そんななか、5月半ばに、世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)がテレビ会議方式で開かれた。新型コロナウイルス問題に関心が集中するなか、米国が猛烈な「WHO・中国たたき」を演じるなど、いつにも増して世間の注目を浴びた。議論の行方も重要だったが、各国代表によるスピーチの演出にもお国柄が感じられ、大変興味深かった。各国代表は、テレビ会議であることを意識し、その威
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