その店に入るとふだん流れていた音楽は聞こえず、照明も暗くなっていました。足を運んだ女性客から店に電話がかかってきました。 「ありがとうございました」、お礼の電話でした。 店の音が消え、明かりが暗くなるのは毎週1回、1時間。こうした時間を待ち望む人が世界中にいるのです。 (ネットワーク報道部 松原圭佑 金澤志江 首都圏局 及川知紀 SNSリサーチ 三輪衣見子) この店は宮城県にあるツルハドラッグ富谷ひより台店。 毎週土曜日、開店する9時から1時間だけ、BGMを止めたり、照明を暗くしたりしています。 音や照明などに敏感に反応してしまう“感覚過敏”の症状がある人たちが、買い物しやすい時間「クワイエットアワー」を設けたのです。 きっかけはツルハドラッグの別の店で「クワイエットアワー」があることを知った女性からかかってきた1本の電話でした。 ツルハ 経営管理・総務グループ 広報 渡邉雅志さん 「私が
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