マイクロフォーカスの「Visual COBOL R4」は、マルチプラットフォーム対応のCOBOL開発環境である。Windows Azureへの対応機能を備えるほか、旧版ではテクノロジプレビューとして提供していた「COBOL for JVM」を正式にサポートし、COBOLプログラムをJava仮想マシン上でも実行可能とした。この結果、Android端末などのモバイルアプリケーションもCOBOLで開発できるようになった。 製品パッケージとしては、Visual Studio 2010および.NET Frameworkに対応したWindows版と、Eclipseに対応したUNIX/Linux版がある。どちらも、国際標準のCOBOL85規格の上位水準に準拠しており、COBOL2002規格の主要機能をサポートする。 このうちWindows版は、Visual Studio 2010のプラグインとして動作す