熊本市の民間病院が設置した親が育てられない子どもを匿名で預け入れる、いわゆる「赤ちゃんポスト」について、ことし3月までの2年半の間に預けられた子どもの半数近くがすぐに入院などの治療が必要な事例だったことが有識者の検証報告書で分かりました。 自宅など病院以外での出産が増えていることが影響しているとみられています。 「赤ちゃんポスト」と呼ばれる「こうのとりのゆりかご」は、熊本市西区の慈恵病院に設置されています。 弁護士や有識者など外部の委員で作る専門部会が、7年前の設置以来、ことし3月までに預け入れられた101人の事例を検証していて、今回は、平成23年10月からことし3月までの2年半について報告しました。 それによりますと、この期間に預け入れられたのは20人で、このうちの9人が低体温、低体重といった理由で直後に入院などの治療が必要でした。 医療機関に行かず、自宅で出産したとみられるケースが増え
母国ブルガリアの首都ソフィア(Sofia)でスタラ・プラニナ章(Order of Stara Planina)を授与された大相撲力士の琴欧洲(Kotooshu、当時、2009年7月28日撮影)。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF 【9月26日 AFP】今年引退を表明した「角界のベッカム」こと元大相撲力士の琴欧洲(Kotooshu)は、伝統を重んじる相撲界により科学的な練習手法が浸透すれば、相撲は大きく発展する可能性があると話した。 身長202センチ、ブルガリア時代はジュニアのレスリング王者になった経歴を持つ琴欧洲は、2002年に18歳で来日すると、欧州出身力士としては初めて大関にまで上り詰めた。 24日付の毎日新聞(Mainichi Shimbun)に掲載されたインタビューで、琴欧洲は「ブルガリアでは効率良く、トレーナーやコーチ、医師と協力します。効率の良い練習で強くなれるように
スマートフォンやPCなど、複数の端末の同時利用を頻繁に行う人は、1度に1つの端末だけを利用する人に比べ、意思決定、共感や情動といった認知および感情制御にかかわる脳の部分の灰白質密度が低い──。そのような研究結果を発表する論文が9月24日(現地時間)、米科学雑誌「PLOS ONE」に掲載された。 英サセックス大学の研究によると、スマートフォンやノートPCその他のメディア端末を同時に利用する、いわゆるマルチタスク行動により、人間の脳の構造が変わるという。 この研究は、高度なマルチタスク行動と、注意力散漫および落ち込みや不安などの感情的問題との間に関連性があるとする別の研究を裏付けるものだ。 この論文を発表した神経科学者のケプ・キー・ロー氏と金井良太博士は、75人の成人被験者にマルチタスクに関する質問をし、全員の脳の機能的磁気共鳴画像(fMRI)を撮影して関連性を調べた。 その結果、マルチタスク
人に何かを伝えるときやその日の出来事を書き留めるとき、私たちは文章を書く。ちょっと前までは多くの人がそれなりに長い文章を手紙にしたため、よく書いていた。今ではそれがネットのメールやメッセージに取って代わり、一つ一つの文章は短くなった。それでも人は文章を書くことをやめないし、新聞やブログ、広告など世の中には文章が溢れている。 どうして人は文を書き続けるのか。伝達や記録と言った実用的な理由はもちろん、思いも寄らないある新事実が海外で話題を呼んでいる。 ■文章を書くのは健康に良いと判明! Photo by Pedro Ribeiro Simões on flickr なんと、文章を書くことで気持ちが上向きになり、結果として身体も健康になるということが複数の研究により分かっているのだ。テキサス大学のジェイムズ・ペンベイカー教授(Dr.James W. Pennebaker)によると、自分の感情を書
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