野球賭博関連の緊急理事会が開かれ、終了後会見をする武蔵川理事長(右)(左は出羽海理事)(写真:夕刊フジ) 「協会としては(名古屋場所を)開催を願っているが、特別調査委員会の判断を待ってからになる」。武蔵川理事長(62)=元横綱三重ノ海=は21日の会見で、野球賭博に関与した力士の出場を、調査委の報告をもとに7月4日に決めると発表した。しかし開催しても、外国人力士が幕内の半数以上を占める“相撲ワールドカップ”になりかねない。 [フォト]琴光喜を立件へ 力士生命の危機 野球賭博に関与したと上申書を提出したのは力士や親方など29人。賭博といっても、身内で数千円程度を賭けているものもあれば、暴力団を通じ数百万円が動くものまである。そこで調査委は上申書を提出した力士から27日までに聴取し「(金額の大小や期間が)社会的に容認できるかどうかを仕分けする」(村上泰委員)という。 21日にも小結琴奨菊(