新党「日本未来の党」結成を表明する代表の嘉田由紀子滋賀県知事(右)。左は代表代行の飯田哲也氏=上田尚紀撮影 嘉田氏は27日、NPO法人・環境エネルギー政策研究所の飯田哲也(てつなり)所長と大津市で記者会見し、「多くの仲間たちと新しい党を作る。国民の政治への信頼を取り戻す」と述べ、新党「日本未来の党」の結成を表明した。 嘉田氏は衆院選には立候補せず、知事を続けながら代表に就任するとした。「卒原発」と称し、代替エネルギーの開発などを進めながら段階的に全原発の廃炉を目指すことや、消費増税前に税金の無駄遣いを排除することなど、6項目の主要政策を掲げた。飯田氏は代表代行に就き、新党賛同者には民主党の有力支援者で小沢氏とも関係が深い稲盛和夫・京セラ名誉会長らが名前を連ねた。 「生活」と「脱原発」は27日、それぞれ「未来」への合流を決めた。「みどりの風」(共同代表・谷岡郁子参院議員ら)は、所属する前衆院