去年、東京・調布市の小学校でチーズなどにアレルギーのある女の子が給食を食べたあとに死亡した事故で、東京都教育委員会は、アレルギー症状を引き起こす食品であるかの確認を怠ったとして、担任の男性教諭を停職1か月の懲戒処分にしました。 調布市の富士見台小学校では、去年12月、乳製品にアレルギーのある当時、5年生の女の子が、給食でチーズ入りのチヂミをおかわりしたあとショック症状を起こして死亡しました。 この事故について、東京都教育委員会が調べた結果、給食の際にはアレルギーのある子どもが口にしてはいけない食材を書いた一覧表で確認する決まりになっていたにもかかわらず、女の子の担任である29歳の男性教諭は、一覧表を職員室に置き忘れたうえ女の子からおかわりの申し出があった時点で確認を怠ったとしています。 このため、教育委員会は、この男性教諭を20日から停職1か月間の懲戒処分にしたほか、指導監督を適切に行って