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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (10)

  • 男女格差を失くすと豊かな一夫多妻的な社会になる : 金融日記

    先進国では、性差別の禁止、つまり、男女平等は絶対的に正しい普遍の正義である。日でも、ついに若年層では女性の可処分所得が、男性のそれよりも上回ったという統計も出はじめた(全国消費実態調査)。これは、サービス業が主流になってきたため、女性のほうが接客業での需要があるからだ。男女平等の観点からは、非常に好ましい社会の変化だと思われる。 そして、男女平等の行き着く先は、自由恋愛市場での健全な競争により、実質的な一夫多制の社会に移行することだ。女性の社会進出と一部のモテる男性にだけ女性が集中することは、コインの裏と表である。 たとえば、婚外子比率が高い、自由な婚姻形態の国が、どういった国なのか見てみよう。いったい、婚外子比率が何と相関しているのだろうか? じつは、女性の社会進出の度合いなのだ。 各国の婚外子比率 出所:オーストラリア、イギリス、アメリカ韓国:国連World Fertility

    男女格差を失くすと豊かな一夫多妻的な社会になる : 金融日記
  • 日本の結婚市場の崩壊と梅毒感染者の急増 ―売春婦に転じる日本人女性たち : 金融日記

    僕はさまざまな要因から、結婚によってメリットを受けられる女性は一握りで、それゆえに未婚化、少子化が進んでいる、と指摘してきた。そして、そのひとつの解決策として、結婚して子供を産み家族を作る or 生涯未婚で子無し、という極端なふたつの選択肢しかない現状に対して、欧州の先進国のように、事実婚などが増え、家族の多様性が当たり前になればいいのではないか、と提案した。 『損する結婚 儲かる離婚』藤沢数希 女性が自分より所得が低い男と結婚するメリットはなく、男女の所得格差がなくなれば、婚姻率が下がっていくのは当たり前のことなのだ。女性がもっと社会進出し、男女平等をますます推進していく、というのは先進国では当たり前のことであり、また、僕の願いでもある。大臣の数、企業の役員の数などでも、日は男性の方が多く、いまだに女性差別が残っている。来、これらは北欧などの進んだ国がそうであるように、男女で半々にな

    日本の結婚市場の崩壊と梅毒感染者の急増 ―売春婦に転じる日本人女性たち : 金融日記
  • 高学歴トラップ −なぜ高学歴女は売れ残るのか?− : 金融日記

    こんにちは。藤沢Kazuです。 今日は皆さんが常日頃から思っている疑問に科学のメスを入れていきたいと思います。 表題の通り「なぜ高学歴女は売れ残るのか?」と言う疑問です。 私の勤務する外資系投資銀行は30代独身女の巣窟です。 男性は当に次々と結婚して子供が出来たりしているのと全く対照的です。 日はこの現象にスポットライトを当てていきたいと思います。 最初に断っておきますが、個人的に私は30代独身女性が大好きですし、仕事においては彼女たちはなくてはならない戦力だと思っております。 彼女たちはおいしいワインや料理をよく知っていたり、趣味も豊富で一緒にいてとても楽しいものです。 その点、女子大生ははっきり言ってアホすぎてフレッシュなボディー以外の付加価値を提供できる人はめったにいません。 (まあー、恋愛市場ではそのボディーの付加価値が他の全てを補って余りあるほど高いのですが。) さて、結論か

    高学歴トラップ −なぜ高学歴女は売れ残るのか?− : 金融日記
  • ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール、サイモン・コンスタブル、ロバート・E・ライト、上野泰也(監訳)、高橋璃子(訳) : 金融日記

    ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール、サイモン・コンスタブル、ロバート・E・ライト、上野泰也(監訳)、高橋璃子(訳) (The WSJ Guide to the 50 Economic Indicators That Really Matter: From Big Macs to "Zombie Banks," the Indicators Smart Investors Watch to Beat the Market (The Wall Street Journal), Simon Constable and Robert E. Wright) エコノミストやFXのトレーダーでもないと、様々なマクロ経済統計の詳細なんて分かっていないし、そもそもどんな経済統計があるのかもよく把握していないでしょう。このは、主にアメリカのマクロ経済統計をまとめていて、それぞれの統計

    ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール、サイモン・コンスタブル、ロバート・E・ライト、上野泰也(監訳)、高橋璃子(訳) : 金融日記
  • 天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記

    前回の中学受験のエントリーには思いがけず多くの反応があった。 そして、多くの人たちがひとつの大変興味深い問いにたどりついたようだ。 「そんなすごい小学生たちはいったいどういう大人になったのか」という問いだ。 そして今回はその問いに答えていこうと思う。 結論からいうと「みんなただの人になった」が答えだ。 もうちょっというと、ただの人だけど、やっぱり普通よりちょっと高収入で、ちょっとばかり社会的地位の高い人たちだ。 残念ながら世界的な企業家やノーベル賞級の科学者というのはほとんどいない。 (逆に言えば、こうした企業家や科学者の圧倒的多数は、昔はふつうの小学生だったわけだ) 具体的にいうと、理系だと年収1500万円ぐらいの勤務医か年収700万円ぐらいの大企業のエンジニア、文系だと年収1000万円ぐらいの官僚や弁護士ぐらいが典型的な進路だ。 やはり彼らは母親のいうことを素直に聞いて勉強するタイプな

    天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記
  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
  • UBSの1万人リストラとスイス政府の決断 : 金融日記

    Financial Timesが26日に、スイス最大手の投資銀行であるUBSが10,000人規模のリストラを断行すると報じた。僕が最初にこのニュースを見た時、誤報だと思った。UBSは傘下に商業銀行も資産運用会社もプライベート・バンクも抱える巨大な金融コングロマリットである。なぜ、誤報だと思ったかというと、UBSの全従業員数は6万人ほどしかいないからだ。だから、ゼロの数をひとつ間違えていると思った。 さらに、UBSは、日でいう三菱東京UFJ銀行みたいなもので、従業員の多くがスイス国内のリテールビジネスに従事しており、投資銀行の従業員数は全世界で1万人ほどしかいないのだ。その記事は、リストラの多くが、投資銀行のトレーディング部門などで行われると書いてあった。つまり、ほとんど全員リストラすることになってしまう。しかも、UBSは2008年のサブプライム危機で記録的な損失を出したが、最近の業績はよ

    UBSの1万人リストラとスイス政府の決断 : 金融日記
  • 香港の悲惨な恋愛市場 : 金融日記

    僕は恋愛工学の研究のかたわら、副業で国際金融業もやっていて、最近、香港出張の機会があった。 その際に、恋愛工学のいくつかの重要な仮説を検証するべく、フィールド・ワークを行なってきた。 一般的に、高度な論理的思考力が要求されるような分野ほど女性が少なくなる。 大学では、就職がとりわけ有利とされる工学部や法学部などは男性比率が非常に高く、男子:女子は10:1、ひどいと20:1ぐらいになる。 これが文学部では反対になる。 また、偏差値の高い大学ほど女性が少なくなる傾向がある。 例えば、東京大学の場合、2011年の学生総数14,128人の内、女子学生は2,637人しかいない。 女性の比率はたったの18.7%で、なんと女子学生は5人に1人もいないのだ。 高学歴男子はモテる、とよくいわれるが、それは外部調達能力を有する一部の人材の話であり、多くの男子は、この凄まじいレッド・オーシャン(反対に言えば女子

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  • 年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記

    今日のメルマガのために統計資料の分析をしていたのですが、面白いグラフができたので、参考に載せておきます。 出所: 金融日記恋愛工学研究所 総務省が5年おきに実施している「就業構造基調査」の2002年データに基づいて、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が分析した「若者就業支援の現状と課題」と題する研究論文に面白いデータが載っています。 それによると、年収が1500万円以上の場合、25歳〜29歳の男の74%がすでに結婚しており、30歳〜34歳の場合はなんと90%がすでに結婚しているというのです。 それとは対照的に、女子の場合は、年収が低い人の婚姻率は非常に高く、年収が高くなるほど結婚していないことが分かります。年収が500万円程度だと、婚姻率は若干上がり、700万円〜800万円程度で婚姻率が下がっているところも面白いです。 恋にお稽古事に時間のゆとりがある才女の年収の限界が500万円ぐら

    年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記
    geopolitics
    geopolitics 2012/05/27
    女性の年収は30歳前後がピークなんだよね。あと結婚は男性でみると年収300万の壁があるのは別の統計で見たことがある。つまり子供を増やしたかったら福祉を増やすしかない。
  • 被災地の人たちの心を踏みにじる極めて非科学的な京都市の決定 : 金融日記

    今日は信じられないようなニュースを目にしました。以下のニュースです。 送り火用被災松からセシウム 一転使用中止 京都市発表 朝日新聞8月12日 京都の「五山送り火」で、東日大震災の津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の松でできた薪(まき)を燃やす計画で、京都市は12日、市が取り寄せた薪500について放射能検査をした結果、放射性セシウムが検出されたと発表した。市は記者会見で「科学的根拠に基づき、誠に残念だが断念せざるを得ない」と説明。16日の五山送り火で燃やすことを中止するという。 市によると、薪の表皮から1キログラムあたりセシウム137が588ベクレル、セシウム134が542ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出されたという。 この問題では、放射能への不安の声が一部の市民から寄せられ、大文字保存会が被災松の受け入れをいったん中止。そこで市が別の薪を取り寄せ、大文字をはじめとする五山の各保

    被災地の人たちの心を踏みにじる極めて非科学的な京都市の決定 : 金融日記
    geopolitics
    geopolitics 2011/08/13
    これは京都府で実際に働いていないとわからないと思う。行政でも地域によって違いがあるから。この国の大枠はミスをなくすことが求められるので、結局何もしないことが「最善の手」なんだよね。
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