リーマンショックに端を発した世界同時不況の影響で、「金満」と言われたテレビ局も厳しい年の瀬を送っている。理由は言うまでもなく、広告収入の激減だ。 「スポンサーがいて初めて番組が成立する。それが一気に離れたことで、人気番組でも打ち切り対象ですよ。制作費の高い番組やギャラの高いタレントは真っ先に切られますね」(テレビ関係者) 出演者やスタッフへの弁当はかつての半額になり、使用していない部屋の電気は消す――。こんな一般家庭のような現象がテレビ局でも起きているのだ。 最近では、フジテレビの人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』の打ち上げが中止になったという。芸能プロ関係者は「めちゃイケ自体の数字は悪くないものの、制作費を考えると”優良コンテンツ”とは言えないんです。打ち上げも毎年100万円近くかかるそう。それが今年はコストカットを理由に中止。周囲も衝撃を受けていますよ」と語る。 民放キー局
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