2011年05月12日21:40 カテゴリウォーターフロント 神戸阪急撤退へ -2012年秋- ついに来るべき時が来てしまったといった感じです。阪急百貨店を運営する エイチ・ツー・オー リテイリングはハーバーランドの神戸阪急の撤退方針を決定したそうです。 1992年10月の開業以来、ハーバーランドの中核的存在として約20年に渡る営業を続けてきましたが、約3万3000平米の売場面積に対して、前期の売上高は90億円弱に留まっていました。 数度の改装効果もハーバー内の他の商業施設同様に実を結ぶことはなく、残念ながら神戸から阪急の文字が消えることになります。 百貨店の存在意義が問われ、全国で百貨店の撤退、閉鎖が相次いでいる中、大阪百貨店戦争に引きずり込まれたエイチ・ツー・オー社を取り巻く特別な環境やハーバーの立地条件等を考慮すると、これ以上の赤字拡大を避けるにはやむを得ない決定なのかもしれません。