8月末から、ソフトバンクモバイルさんが「タダ本」というサービスを開始しました。とあるサイトで、大学生らしき人が「タダ本いいかも」なんていう書き込みをしているのを見たので、さっそく手持ちのソフトバンク端末でタダ本を見てみました。 なるほどなるほど。「坊ちゃん」とか「銀河鉄道の夜」とか、いわゆる青空文庫系の名作(「少女地獄」なども含め(笑))は一冊まるごと無料、人気のライトノベル作品は数本が1話無料、あとは新刊や話題の書籍の無料サンプルを“立ち読み”できる、つまりダウンロードできるという感じなんですね。 「電子書店パピレスとの業務提携で生まれたサービス」とのことですが、パピレスさんでは、そもそも多くの作品で昔から無料サンプルを用意されていましたし、名作文学だって、「いつでも携帯 青空文庫」という無料で読めるサイトがあります。 そう考えると「だったら別に、わざわざタダ本とか作らなくてもいいのでは
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